リスティング広告を任されたが、知らない用語ばかりで理解できない・・。これは誰もが通る道ですので安心してください!

私自身、リスティング広告に携わった当初は用語の意味が全く理解できませんでした。

今回はリスティング広告初心者のために知っておいた方が良い用語とキーワードのマッチタイプについてご紹介します。

 

リスティング広告の基本用語

基本的なリスティング広告用語です。運用者だけでなくお客様も使うことが多いので共通用語として覚えておくと良いと思います^^

キーワード:広告配信者が設定する単語。設定したキーワードが検索されると広告が表示される

広告文:ユーザーが検索した際に表示される広告

広告グループ:キーワードをまとめる箱。広告グループ単位で広告文を管理できる

検索語句(クエリ):ユーザーが実際に検索をし広告をクリックに至った単語

インプレッション(IMP):広告が表示された回数

クリック率(CTR):広告が表示されてクリックされた割合

クリック単価(CPC):広告クリックされた1回あたりの費用

コンバージョン(CV):広告をクリックしたユーザーが広告主が設定した着地まで至った数(申し込みや資料請求など)

コンバージジョン単価(CPA):コンバージジョン(CV)1回あたりに掛かったコスト

ROAS(ロアス):広告費用に対して発生した売上の割合

 

 

キーワードのマッチタイプについて

キーワードを設定するにあたり、そのキーワードをどのマッチタイプで設定をするのか非常に重要になっています。キーワードのマッチタイプは4つです。

 

部分一致

部分一致はデフォルトのマッチタイプとなっており、マッチタイプを設定しない場合は部分一致として設定されます。

登録したキーワードと関連性が高いと判断された場合に広告が表示されます。

部分一致はマッチタイプの中でも掲載範囲が広くなるキーワードとなっており、それを運用者の間では「キーワードの拡張」という言葉を使います。

例えば、キーワードで「ジム」と設定した場合、ユーザーが「ジャングルジム」と検索した場合でも広告が表示される可能性があります。

他のマッチタイプに比べて、広い範囲の検索語句を拾ってしまうため表示回数が増える半面、無駄なクリックにもつながってしまうことも。

そのため、関連性が低いキーワードを除外キーワードとして設定するのが重要になります。

 

絞り込み部分一致

設定したキーワードが検索された際に広告が表示されます。絞り込み部分の設定はキーワードの前に「+」を付けるだけ。

例えば、キーワードで「+花 +購入」と設定した場合、検索語句が「花 安い 購入」や「花 人気 購入」などでも広告が表示されます。

しかし、「+白い花 +購入」と設定した場合は「赤い花」や「青い花」では広告が表示されない仕組みです。

 

フレーズ一致

設定したキーワードと同じ語順が一致しないと広告が表示されません。

検索語句で「新宿 カフェ」とフレーズ一致で設定した場合、「新宿 カフェ 人気」では広告が表示されますが「カフェ 新宿」では広告が表示されません。

 

完全一致

設定したキーワードと完全に一致した場合やその類似パターンに該当する検索語句の場合に広告が表示されます。

広告を出したいユーザーにピンポイントで広告を出すことができるため、コストが抑えられるメリットがある反面設定したキーワード以外で検索したユーザーに対しては広告表示させることができないため機会損失につながる可能性もあります。

 

リスティング広告を始めるにあたって、基本中の基本用語をご紹介させていただきました。

まだまだ専門用語やよく使われる用語や設定方法などがありますので、後日ご紹介させていただきます。

 

 

 

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。