ユーザ属性で年齢や性別を指定しているのにも関わらず、配信に至ったユーザー属性を確認すると除外しているはずの属性に広告が配信されてしまうことがあります。

下記は実際に設定しているユーザー属性で性別は「女性」年齢「18歳~34歳」に絞り込んでいます。

しかし、実際に配信されたユーザー属性を確認すると除外してあるはずの年齢層にも広告が表示されています。ユーザー属性はしっかりと設定されているのにも関わらず、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか・・

 

理由は単純で「最適化されたターゲティング」をオンにしているからです。

最適化されたターゲティングとは、コンバージョンに至る可能性が高く、関連性の高い新規のユーザーにリーチできます。また、手動で選択したオーディエンス セグメントの枠外にキャンペーンのリーチを広げ、これまで逃していた可能性のあるオーディエンス セグメントを取り込んでキャンペーンの成果を高めることができます。

自動的にリーチを広げるためユーザー属性設定した「年齢」や「性別」は対象外となってしまうのです。

そのため、年齢・性別を確実にターゲティングしなくてはならない場合は「最適化されたターゲティング」をオフにしないと意図していないユーザー属性に広告が配信されてしまいます。

最適化されたターゲティングをオフにする方法は下記を参考にしてください。

Google広告「最適化されたターゲティング」の概要と活用方法

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。