動画を活用したプロモーションが増えておりますが、今回はGoogle広告でYouTubeと連動してどんなターゲットが出来るかというお話です。
Google広告では、YouTubeチャンネル・動画に対してアクションしたユーザーリストを作成できるようになっています。

リスト作成方法

オーディエンスマネージャーのメニューから「YouTubeユーザー」を選択。

以下のように「チャンネル動画を視聴した人」や「チャンネル登録をした人」などをリスト化し、配信・除外に使用することが可能です。

※まず最初にGoogle広告とYouTubeチャンネルをリンクさせる必要があります。
チャンネルの所有者でない場合は、所有者に権限申請をしましょう。

リストの活用例

例えば、「チャンネル登録した人」は「チャンネルに対し強い興味がある人」ということなので、ロイヤリティの高いユーザーになってくれる可能性もあります。
具体例としては、toBでサービス活用事例動画をYouTubeチャンネルにアップしているビジネスサービス、高級マンションを動画で紹介している不動産企業など、動画を使用した商材の紹介をしている場合に、その動画を再生リストに追加したり、チャンネル登録をしてくれた高CV率が期待できるユーザーに広告配信を強めてみると良いでしょう。
特にtoB向けの商材や高所得者などターゲットが限定的になる場合や、キーワードだけでユーザーのマッチ度を判断しきれない場合には有効的な施策になるでしょう。

逆に、今後のリード獲得のためにチャンネル登録者数を増やしたい場合は、すでにチャンネル動画を視聴したユーザーを除外して初見のユーザーだけを狙うといったことも出来そうです。

狙いに即した使い方をしてみてもらえればと思います。

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。