2023年2月よりYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)で推定コンバージョンの導入が開始しました。これによって何が変わるのか?そもそも推定コンバージョンとは何?という疑問についてお答えしたいと思います!

推定コンバージョンとは?

推定コンバージョンとは、Yahoo!広告で直接測定できないコンバージョンを、測定可能なデータを用いてモデルを構築し、推定したコンバージョンです。

昨今、iOSをはじめとするプラットフォーム規制などで、広告によるコンバージョンの測定が困難になるケースが増えています。Yahoo!広告ではコンバージョン測定の補完機能などでこの状況をカバーしていますが、それでも測定できないコンバージョンが増えています。

推定コンバージョンにより、測定できないコンバージョンを補完することで、より正確な広告評価が可能となります。また、コンバージョンデータが増加するため、広告配信や広告効果の最適化、自動入札の精度向上などが見込めます。

引用元:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=138062&o=default

注意点

推定コンバージョンの対象はクリック経由のコンバージョンのみとなっています。動画視聴経由コンバージョンやアプリコンバージョンは対象外です。

また、取得した推定コンバージョンは、通常コンバージョンと合算されて表示されます。そのため導入後にコンバージョン数が増加してコンバージョン単価が下がった場合には、日額予算の見直しや目標コンバージョン単価を設定している場合はそちらも見直した方がベストです。逆に自動入札を活用していなかったアカウントはコンバージョン数の増加によってデータの蓄積がされやすくなるため、この機会に導入してみるのもよいでしょう。

推定コンバージョンが導入されるメリット

推定コンバージョンが導入されることによって、Cookieの制限によって測定できなくなっていたコンバージョンを推定できるようになります。その結果。コンバージョン数が増加するため機会学習の促進、最適化の向上に期待ができます!

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。