援軍で使っているマーケティング施策を統合的に可視化するダッシュボードで活用しているBigQueryが暴走してクラウド死しないか気にしながら生活している援軍のポールです。私なりの現在のベストソリューションは表題のとおり、BigQueryの「予算とアラート」機能を工夫してチャットに通知することです。
結論:受信したメールをZapierでチャットに通知
上記で分かる方はもうそのままやってしまいましょう。詳細は以下です。
- 「予算とアラート」で予算を作成
- Gmailでラベルを作成
- ZapierでGmail対象ラベル受信でチャット通知のAppを作成
たったこれだけです。
Gmailに通知くるからわざわざチャットに通知する必要があるか?と問われれば人によりますので、メールをあまり頻繁に見ない人ようだとお考え下さい。
ちなみに、エンジニアの方であれば下記のような方法ができると思うのですが、私のようなマーケターにはPub/SubやCloud Functionsにコードをデプロイなどはちょっと敷居が高いのでもっとシンプルにしようと思います。
それでは手順です。
1. 「予算とアラート」で予算を作成
予算とアラートで予算を作成します。
すると自動的にメールアドレスへ通知が来るようになります。
2. Gmailでラベルを作成
下記のようなメールが来ますので、メールの自動振り分け設定から「Google Cloud 請求アラート」などの件名でラベルを自動付与するようにします。
3. ZapierでGmail対象ラベル受信でチャット通知のAppを作成
ラベル設定ができたら、ZapierでGmailで対象ラベルのメールを受信したら、「Chatwork」や「Slack」に通知するという設定をすれば完成です。Zapierは、「●●が✕✕したら、▲▲を■■するという設定ができる便利サービス」です。知らないという方は是非調べてみたり使ってみて下さい。無料から使えます。
具体的な設定例としては、
このような形になります。
billing_notification のラベルのGmailを受信したら
Chatworkに件名と本文を通知する
という感じです。Chatworkの場合は
[info][title]見出し[/title]内容[/info]
のような書き方をすると通知をわかりやすくできておすすめです。是非試してみて下さい。
援軍ではテクノロジー活用による極限まで自動化・効率化されたマーケティング支援を行っております。
ポール
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