チャットワーク「引用メッセージ」の仕様変更

新型コロナの影響でリモートワークが増え、コミュニケーションツールの利用頻度は以前と比べ格段に上がっています。
その中でも今回はチャットワークの仕様変更について記載したいと思います。

チャットワークは弊社でも社内コミュニケーションツールとして日常的に使用していますが、
チャットのグループで複数人がいる場合は、話題が次々に流れていくため見逃す可能性があります。
それを防ぐ基本的な使い方法として伝える相手を指定する「To」(メンション付き・プッシュ通知付き)機能があります。

この機能を使うことでプッシュ通知やメンションバッジが付くため、多数のチャットグループが並んでいても
優先的に内容を確認することができます。

通知挙動の変更

今回(2020/11/09)のバージョンアップで何が変わったのか。
具体的には「引用メッセージ」内にある「メンション付き・プッシュ通知付き機能の廃止」です。

今までは「To」と同じように「引用メッセージ」を送信するときに
「引用メッセージ」内でメンション・プッシュ通知されていたユーザーに対してもあらためてメンション・プッシュ通知がなされていました。

これは1対1のチャットであれば大きな問題はないのですが、
1対N(複数)の場合は、Nに含まれる全員にメンション・プッシュ通知がされてしまうため、
関係のないユーザーにはストレスでした。

例えば以下のような「引用メッセージ」があるとします。

今まではこの「引用メッセージ」はチャットメッセージの「ToAll」に含まれている全員に以下のようなメンションバッジ(未読カウントの右上の緑の点)が表示されていました。
今回のバージョンアップで下段の画像のようにメンションバッジがつかない仕様になりました。

 

もちろんプッシュ通知もなくなります。

今後は「引用メッセージ」使用時は必ず「To」を入れる

この仕様変更で注意することは、「引用メッセージ」を使用するときは必ず誰宛のメッセージなのか明確にするために「To」を入れること。

今までの慣れで全員にメンションされている、プッシュ通知されていると思い、「To」を指定せずに「引用メッセージ」を使用すると
誰にも気づかれない、もしくは誰宛の内容かわからないメッセージとなり、コミュニケーションがスムーズにいかなくなります。

小さい仕様変更ですが、チャットが早いスピードで流れいてる場合は大きなトラブルになる可能性がありますので、
今回のバージョンアップは必ず理解しておきたいところです。

以上、今回はコミュニケーションツール「チャットワーク」の仕様変更について記載させていただきました。

参考:https://blog-ja.chatwork.com/2020/11/quote.html

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。