皆さんはサイトリンクを活用していますでしょうか。サイトリンクは広告の掲載面のスペースを増やすことがメインとなり、その中身までは深く言及していないという方もいらっしゃるかなとおもいます。今回はそのサイトリンクを商標ワードにおいて有効活用していきましょうというお話です。

指名ワードで出てくる広告はお店で言えば入口のようなもの。

広告運用されている方ならご存知かと思いますが、指名ワード(店舗名や商品・サービス名、ECサイト名など)のCVRは高く購入意欲の高いユーザーが多く含まれています。ECサイトであれば何かしらの商品を購入するために訪問している方たちです。この人たちに一番伝えたい情報を届けることが出来るのがサイトリンクとなります。たとえばECであれば一番売りたい商品群をサイトリンクに並べることで「高いニーズを持った方」たちに「売りたい商品・売れ筋商品」を提示することが出来ます。店舗の入り口に売れ筋商品を並べていることと同じです。

サイトリンクで、今最も売りたい・注力したい商品・サービスを並べる。

サイトリンクの最も価値のあるところは、SEOに準じることなく、今売りたい商品を並べることが出来る点です。

比較検討するユーザーに多くの価値を提示できる。

WEBはよく比較検討する媒体だと言われており、ECにおいては様々なサイトを回遊しながら購入へと進めていきます。限られた訪問の中で、ユーザーにどれだけの価値を提示できるのか(可能ならそのままクローズできるのか)を考えることが重要。サイトリンクはメインの広告文と同じもしくはそれ以上の価値を生み出す機能となりえるのです。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。