以前、部分一致を活用して広くターゲティングすることをお勧めする記事を書きましたが、本日は部分一致と自動入札の併用について書きます。
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部分一致と自動入札を併用することを推奨
部分一致と自動入札の併用はメリットしかありません。使わないと損です。
Google広告ヘルプにも以下のようにあり、部分一致と自動入札を併用を推奨しています。
部分一致キーワードでスマート自動入札キャンペーンを促進する
部分一致キーワードは、コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、目標コンバージョン単価、目標広告費用対効果など、スマート自動入札戦略と組み合わせて使用すると効果的です。最適化を促進するためにマッチタイプで分割する必要はありません。検索語句ごとにオークションの入札単価が設定され、検索語句の効果性に合わせて入札単価が調整されます。部分一致キーワードを適用すると、機械学習による学習速度が高まるため、成長目標達成に役立つさらに多くのオークションを特定できます。
具体的にどういったメリットがあるのか見ていきましょう。
部分一致と自動入札を併用するメリットとは
より関連性の高い検索語句を見つけやすくなる
最初に絞り込みすぎてしまうと、本来関連するであろう語句で反応せず、その存在に気づけないことになります。日々新しいクエリがどんどん生まれていますので、部分一致を活用しないことは大きなロスに繋がります。
部分一致と自動入札を組み合わせると、オークション時のシグナルを使用して、検索語句ごとに適切な入札単価を設定してくれます。より可能性の高いクエリでは強く入札し、可能性の引くクエリでは低く入札したり調整してくれます。
最適化までの時間を短縮できる
目標CPAの自動入札を使った場合、基本的には設定したCPAに合わせようと動きます。そして最適化をかける上ではある程度のコンバージョン数のボリュームが必要になってきます。
Google広告のヘルプによれば、「1か月以上の長い期間に 30 回以上のコンバージョン」が推奨ですが、それ以下でも設定は可能です。より多いコンバージョン数があると良いということです。
部分一致を使って広くターゲティングすることで関連語句に対しても表示され、コンバージョン数がたまりやすくなります。逆に最初からあまり絞り込みすぎると、コンバージョン数も少なくなってしまい、最適化がかかりにくくなってしまいます。
最終的にコンバージョン数を拡大しながら、CPAはあってくる
部分一致を使うことで広く出すぎてしまって無駄コストが発生してCPAが合わないことを懸念する方も多いでしょうが、前述のとおり、広く露出したほうが最適化までの時間も短縮されますし、学習が促進され、最終的に成果も見合ってきます。
そもそも目標としているCPAが厳し過ぎたりするケースは除いてですが。
最後に
部分一致と自動入札の併用はメリットしかありません。この二つを併用することでコンバージョン数を伸ばすことができますし、成果を上げるまでの時間短縮にもつながります。以前も書きましたが、成功の秘訣は最初にあまり絞り込みすぎないことです。
なお、自動入札だから放っておいても良いというわけではなく、検索語句レポートを見ながら関連性の低いクエリは除外していきましょう。それによってさらに最適化は促進されていきます。
部分一致と除外キーワードについては以下の記事をご覧ください。
部分一致をうまく使うことが自動入札をうまく活用することにもつながります。
変なクエリで反応することを過度に恐れず、部分一致を積極的に活用しましょう。
ではまた。
Junichi Nakamura
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