SEO対策をする場合にテコ入れする対象は多数ありますが、今回のページのタイトルにテコ入れする場合の要点をまとめます。タイトルという短いテキストを見直すだけですのですぐに実施できるSEO対策になりますが、意外と効果のあるSEO対策でもあります。ページのタイトルをずっと変えていないようであれば、この機会に最適化していきましょう。

ポイント1.ページのタイトルにキーワードを含める

サイト内の1ページ1ページでは、それぞれで「検索エンジン上位表示したいキーワード」を決めます。そのキーワードがページのタイトルに含まれていることでSEO的にプラスの効果となります。と、ここまでは出来ている人が多いと思いますが、検索エンジン上位表示したいキーワードに対して「頻繁に一緒に検索されるキーワード」もページのタイトルに含めてみるテストをしてみましょう。タイトル内に含まれるキーワードの種類が増えることで、検索順位が変動したり、関連検索からのトラフィック増加等に繋がる可能性があります。

ポイント2.キーワードの位置を変える

基本は「検索エンジン上位表示したいキーワード」をタイトルの前方に含ませるのが王道です。これができていない場合は、まずこれを実施して検索順位がどう変動するか監視していきましょう。そして、これができている上で、更なる検索エンジン上位表示したい場合(=検索結果2ページ目以降にしか自社ページが表示されない状況が続いている場合)は思い切って「検索エンジン上位表示したいキーワードの更に前方へ関連キーワードを含ませる」ということもテストしてみましょう。これはリスクでもありますが、検索結果2ページ目以降にしか自社ページが表示されない状況であれば、失うものは大きくないと考えて、思い切ってテストしてみるのも手です。

今回は以上です。上記内容の通り、ページタイトルの見直しに関しては難しいことをやるわけではありません。見当違いなキーワードをタイトルに含めてしまう等の失敗をすることは少なからずあるかもしれませんが、技術的・専門的すぎてとても実施できないという内容では一切ないと思います。ページタイトルの見直しを実施し、Search Console 等の検索順位を確認できるツールを用いて「ページタイトルの見直し」と「検索順位の変動」について監視していきましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。