プロモーションを拡大していく中でいろいろな媒体に出稿することがあります。
Google、Yahoo!、Facebook、Twitter、LINE、その他いろいろ。
媒体が増えると管理も大変ですが、全体の予算配分をどう考えるかも重要です。そして、出稿する媒体を増やしていった結果、予算配分が最適化されていないケースを見かけます。
本日は予算の最適化についてお話しします。
コンテンツ
アロケーションとは
媒体間での予算の再配分を予算アロケーションといいます。
英語の意味としては、割り当てや配分という意味ですが、業界用語?というか、代理店の人が使う場合は、予算の再配分を指しています。
アロケーションの重要性
なぜ重要かというと、これだけで全体の成果が良くなることが多々あるためです。
以下の例ですと、CPAの高いBの予算を半分に減らす代わりに極力CPAを下げる、
その代わりAの媒体は予算を増やして、CPAが100円上がっても良いので件数をとりにいく、
こうすることで全体のCV数も増加し、CPAも下がります。
施策としてクリエイティブ見直したり、キーワード追加したりする以前に、ここの見直しが結構インパクトがあったりします。
これは媒体間だけではなく、同一媒体の中のキャンペーンに対しても同様です。
成果の良いキャンペーンを抑制してまで、成果の良くないキャンペーンの掲載を継続する必要が本当にあるのかを考えてみましょう。
定期的に見直そう
予算のアロケーションは一度行えば良いというわけではありません。
状況によって媒体毎の成果も変わってきますので、都度見直しをしましょう。
また現状ではこの業務は媒体をまたぐ以上、人がやるしかありません。複数の広告媒体間における最適な予算配分を教えてくれるツールなんていうのもあるようですが、ツールを入れる必要はないでしょう。
少し手間をかけてでも返ってくる成果は大きいので、ぜひ媒体間、キャンペーン間の予算配分を見直してみてください。
ではまた。
Junichi Nakamura
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