検索キャンペーンとP-MAXを並行して実施している企業様も多いと思います。P-MAXは検索面にも出ますが、実際にキーワードとして購入している場合、どちらが優先的に出るのでしょうか?

本日はその疑問にお答えします。

検索語句と完全に一致するキーワードを完全一致で登録している場合

実際にユーザーが検索した語句と一致するキーワード(誤字が修正されたキーワードを含む)を完全一致で登録していた場合、検索キーワードがP-MAXよりも優先されます。

検索語句と完全に一致するキーワードをフレーズ一致、インテントマッチで登録している、または検索テーマに設定している場合

広告ランクの高いほうが表示されます。検索テーマのキーワードと検索キャンペーンのフレーズ一致、インテントマッチの優先順位が一緒というのは意外ですね。

検索語句と同一のキーワードを検索キャンペーンでは登録していないが、検索テーマには設定している場合、P-MAXが掲載されます。

検索テーマとは?

検索語句と同一のキーワードがない場合

検索語句と同一のキーワードが検索キャンペーンにも検索テーマにもない場合、広告ランクが最も高いほうが表示されます。

広告ランクとは?

例外

検索語句と完全に一致するキーワードを完全一致で登録している場合でも、以下のようなケースではP-MAXが表示される場合があります。

  • 検索キャンペーンの予算が上限に達している
  • 検索キャンペーンの広告が全部不承認になっている

P-MAXの登場により、どっちが出るのかという優先順位が少しややこしくなっていますね。Google広告のヘルプページも載せておきますので、ご参照ください。

Google 広告アカウントでのキーワードと検索テーマの優先順位付けについて

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。