Google広告でCTR(クリック率)を上げるよう日々広告最適化を行うことは大事です。CTR(クリック率)が高まることで品質スコアが良くなり、品質スコアが良くなることで広告ランクが上がり、「同一クリック単価でもより上位に広告が表示される」や「安いクリック単価でも同じ位置に広告が表示される」等に繋がるからです。つまり、広告投資の費用対効果改善に効果があるということです。

CTR(クリック率)を上げる上での改善対象

・広告文の見直し
・広告表示オプションの見直し

CTR(クリック率)を上げようとする際、広告文だけを改善対象にしている広告運用者の方が意外と多いです。しかし、ユーザーが目にするのは広告文だけではありません。広告運用者の方が設定漏れをしていない限り、広告表示オプションもユーザーは目にします。ですので、当然ながら、CTR(クリック率)を上げようと思ったら、広告文のみならず、広告表示オプションも改善対象に入ってきます。

改善施策を実施する際に意識すべきこと

・ユーザー(見込客)目線で「気になる」情報を提示しているか?

広告文や広告表示オプションで情報(特にメリット)を提示する際、必ず「ユーザー目線で提示する内容を考える」ようにしましょう。改善案を考える広告運用者・ディレクターの方が「何となく自分はこういうことを提示するのがよいのではないか」と提示する内容を決めるのではなく、ユーザーから見て「気になる!」と思ってもらえる情報を広告文・広告表示オプションに盛り込みます。

例えば、キーワード「自転車 激安」と検索するユーザーとキーワード「自転車 人気」と検索するユーザーでは、検索意図が異なりますよね。検索意図が異なれば、提示すべき広告文・広告表示オプションの内容も変わってくるはずです。

・キーワード「自転車 激安」と検索する人には「業界最安値であることを伝える」
・キーワード「自転車 人気」と検索する人には「販売実績100万台突破等を伝える」

あくまで例ですが、上記のように提示すべき内容が異なってくるイメージです。ユーザーが検索するキーワードには「何らかの意図」があります。その意図はキーワードに含まれる文字列から予想できますし、仮に予想できなかったとしても「そのキーワードで実際にGoogle検索する」ことで検索結果ページの自然検索結果をチェックすれば一定の答えが見えてきます。ユーザー目線になって提示する内容を作っていきましょう。

競合サイトが提示する情報にも注意を払う

・競合サイトが提示している情報に埋もれてしまわないか?

広告枠・自然検索枠は共に「自分の広告と同じ場所(同じ検索結果ページ)に表示される情報」であり、特に検索結果1ページ目の上位に表示される競合サイトの広告文・広告表示オプションで提示されている内容は必ず確認しましょう。同じような内容を提示する場合であれば、より強烈なメリットにしないといけない(例:価格が安いという訴求であれば、競合よりも安いことを訴求しないといけない)からです。また、同じような内容に関して競合よりも強烈なメリットを提示できないのであれば、競合とは違うメリットの提示を考えないといけないからです。

クリック率改善施策を実施した後に

・広告文や広告表示オプションは定期的に見直す必要がある

新しい広告文や広告表示オプションを入稿しても必ずしもCTR(クリック率)が上がるとは限りませんし、CTR(クリック率)が上がったとしても永遠に高いCTR(クリック率)を維持することは不可能です。時代の変化と共にユーザーのニーズは変化していきますし、競合が打ち出すメリットも変化していくからです。また、競合が増えることで、自分たちの広告文・広告表示オプションが埋もれてしまいやすくなるということも起こりえますよね。その為、CTR(クリック率)の推移を定期的に確認し、許容範囲以下のCTR(クリック率)まで数値が下がってきた or 下がりそうな気配があるという場合は、迅速に新しい広告文・広告表示オプションの作成を行いましょう。

今回は以上です。この記事の冒頭でお伝えしました通り、CTR(クリック率)の改善は「広告投資の費用対効果改善」に繋がります。広告施策を実施する以上、費用対効果が良いに越したことはありませんし、逆に費用対効果が悪ければ広告を続けることが出来なくなり「広告施策で上手くいっている競合にマーケットシェアをどんどん奪われていってしまう」でしょう。広告は短期間で大量のユーザーへリーチできる強力な武器ですから、この記事でお伝えしたCTR(クリック率)改善に関する基本動作含め、成果改善施策を定期的に実施しながら上手に広告を活用していきましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。

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