最近いろいろ騒がれていますね。iOS14のIDFA取得について。
こんにちは。今年は痩せたい、中村Jです。

今秋リリースされるであろうiOS14では、アプリごとにIDFA(iOS端末の広告識別子)取得の許可を取る形になるようです。

IOS14のパーミッション画面

こんなの出たらよくわからない人は普通に許可しないですよね。

これによる影響は、

・IDFAの取得率が大幅に低下
・IDFAを使用したリエンゲージメント広告の実施が難しくなる。

ということで、アプリのプロモーションを実施している広告主、広告代理店にとって大きなインパクトとなりそうです。

以下のAppleの動画のちょうど58分のところからトラッキングについて説明しています。日本語訳もありますのでご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=GEZhD3J89ZE

また、iOS14ではGoogle Analyticsが完全にブロックされる!といううわさもありましたが、これは以下の記事で否定されています。

https://www.simoahava.com/analytics/no-safari-does-not-block-google-analytics/

ITPや今回のIDFAの取得に関するオプトインなど、これまで当たり前に実施していたターゲティング手法は今後どんどん難しくなっていきますね。

政府がターゲティング広告を規制する動きもありますので、ユーザーとのコミュニケーションの仕方を変えないといけない時が近付いていると思います。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。