Metaでは現在配信中の広告を見る方法が存在します。それが透明性センターにアクセスする事で現在配信している広告を確認する事ができます。
https://www.facebook.com/ads/library/?active_status=all&ad_type=all&country=JP&media_type=all

上記URLにアクセスすると以下のようなページにアクセスします。

広告カテゴリの箇所を「すべての広告」に変更し、隣の検索窓に検索したい企業名や業界を入力します。今回は例として「コスメ」というキーワードを入れてみます。すると検索結果にコスメに関するクリエイティブが並びます。

これで他社が現在どのような訴求を展開しているか、どのような傾向のクリエイティブが多いかなど見る事ができます。
デザインのパターンを分析し効果が出ているであろうものを、クリエイティブ制作に活かすという事が可能になります。

例えば、コスメの例で行くと、カルーセル展開しているケースが多いとか、色味はピンク系、商品画像の上にテキスト情報を展開しているなど、傾向と対策を検討することができます。
他社がやっているケースが多いもの≒効果が出ている?とも考えられますので、真似してみるのも手でしょう。

クリエイティブの磨耗が激しいSNS界隈ではデザインに煮詰まったり訴求案が思いつかないなど、クリエイティブにまつわる課題がつきものですが、そのような時に他を分析、参考にしながらうまく広告の展開を考えていく事で、ある種手間も省ける、且つ比較的信憑性のあるアイデアを出していく事ができると思います。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。