広告運用の自動化が進む中で、クリエイティブの重要性が今後より高まっていくと言われています。
広告運用者として数字を分析する能力は最重要な要素ですが、それに加えてターゲットに適したクリエイティブを見定め、最適化していく能力も求められていくことは間違いありません。
今回は元デザイナーの広告運用者が独断と偏見で選ぶ、バナーを考案・作成する際に参考にしているおすすめサイトを5つご紹介します。
①BANNER LIBRARY
BANNER LIBRAYは、検索の軸が非常に多く、使いやすいのが特徴です。
「カテゴリ」「テイスト」「比率」「媒体」など様々な検索方法があり、キーワードでも検索ができます。
またそれぞれのバナーにタグ付けがされているので、気に入ったタグで更に深掘りしていくことも可能。
その他にも姉妹サイトとしてメルマガのデザインを集めた「MAIL LIBRARY」やECサイトのデザインを集めた「EC LIBRARY」などがあり、こちらも参考になるのでオススメ。
ただバナーを集めるだけではなく、使いやすさも兼ね備えているのが本当に素晴らしいです。
いつもお世話になっています。
②バナー広場
バナー広場は、まず掲載件数が13,900件(2022年8月現在)と非常に豊富です。
こちらも同様に様々な軸で検索しやすく、使いやすいサイトかと思います。
バナー広場の面白いところは「月間閲覧数ランキング」があるところです。
どんなバナーやジャンルが人気なのかを知ることができるのは非常に便利ですね。
「閲覧数が多い」=「直感的に良いと思った人が多い」と考えられるので、バナー作成時の参考になるのではないでしょうか。
③retrobanner
retrobannerは約13,000件のバナーを掲載しているデザインギャラリー。
こちらのサイトはバナーサイズのカテゴリがかなり細かく分類されていて、広告運用者の方には重宝するのではないでしょうか。
ジャンルとしてはゲーム系やBtoB系のバナーが豊富です。
④Bannnner.com
bannnner.comは約4,000件のバナーを集めたバナーデザインギャラリー。
サイズやカテゴリなどで絞り込んで閲覧することができて便利。
更新頻度は少な目で若干掲載されているバナーが古い印象がありますが、こちらも十分参考になります。
⑤Pinterest
最後は使っている方も多いであろうPinterestです。
2022年6月頃から広告の配信も可能になり、盛り上がりを見せていますね。
バナー以外にも様々なデザインのアイディアを考えるときによくお世話になっていました。
Pinterestは閲覧していると楽しくなって、どんどん別のものを見始めてしまうので注意が必要です。
まとめ
以上が私がバナー作成時に参考にしているおすすめサイトでした。
ギャラリーサイトを閲覧するのも良いですが、普段自分がWebを閲覧している中で「これは良いな」とか「面白い」と感じた広告クリエイティブをメモしておくのもオススメです。
「なぜ自分の心が動いたのか?」というのを言語化して振り返ることで、ユーザー心理を想像する癖が付き、当たりクリエイティブを生み出す確率を高められるのではないかと考えています。
新しいアイディアは結局のところ「既存のアイディアの組み合わせ」でしか生まれません。
自分の引き出しをいかに増やせるかを意識して、様々な広告クリエイティブに触れていきたいですね。
Keisuke Asou
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