Facebook広告の広告セット階層では、カスタムオーディエンスや年齢、地域、性別、詳細ターゲット(興味関心)などのターゲティングを設定可能です。多数の設定項目があるため。再現するとなると一つ一つの設定を覚えておかないといけないため若干手間となります。

そこで便利なのが、設定したターゲティングを保存できる機能です。これを使えば、次回同様のターゲティングを設定するとき保存済みのオーディエンスから選択するだけで、簡単に設定が可能です。また、ベースのターゲティングを設定して、可変を加えて新たにオーディエンスを保存すれば、オーディエンスのテストも可能です。※ABテスト機能の方がより厳格にテストが可能です。

設定方法については以下の通りです。

今回は、広告セット階層で詳細ターゲットや年齢、除外設定など複雑な設定をおこないました。詳細ターゲットも数は10個以上設定。同じ設定を1から新たに作るとなると確認も含めながらだと結構な時間を要します。ここで重宝するのが保存設定です。

オーディエンスの最下部に「このオーディエンスを保存」というボタンを押します。

すると以下のようなポップアップが出てきます。設定したオーディエンスが記載されており、名前を書く欄が現れます。名前を入れたら保存をクリック。

これで保存は完了です。

 

次回新たに広告セットでターゲティングを設定したい時は、「保存済みのオーディエンスを使用」をクリックしその中から選択するだけで、先ほど設定した複雑な内容を瞬時に反映できます。

従来的に使える機能ですが、UI的に見ずらく見落としがちな設定で、結構知らない人が多いのでは?と思い今回こちらの設定方法をまとめました。

ちょっとした事ですが知っておくと、この後の作業が楽になる事間違いなしなので、知らなかった方はぜひ活用してみてくださいませ。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。