今回は初めてGoogle検索広告を配信する、もしくはGoogle検索広告の配信経験があまり無いという方向けに「配信ネットワーク」の注意点をまとめていきたいと思います。

「初めて聞いた‥」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

配信ネットワークとは?

検索ネットワーク

実はGoogle検索広告を新規で作成する際に、配信ネットワークの設定はデフォルトで「検索ネットワーク」と「ディスプレイネットワーク」にチェックが付いています。

あまり経験がない方にとってはスルーしてしまいがちな項目かと思いますが、実は結構重要な設定項目です。

それぞれ説明していきます。

検索ネットワーク

「Google検索」以外の検索エンジンでの検索結果に広告が表示されます。

例えば「goo」や「BIGLOBE」などの検索エンジンではGoogleの検索広告が表示されています。

チェックを入れることでGoogle以外の検索ネットワークにも広告が配信される仕組みであることを覚えておきましょう。

ディスプレイネットワーク

こちらは文字通り検索広告だけではなくディスプレイ広告も同時に配信されてしまう機能になります。

公式ヘルプを見る限り、基本的には検索広告で予算が余ってしまった場合にディスプレイネットワークにも配信される仕組みになっているようです。

ディスプレイネットワークは基本的に外すことをオススメ

通常「検索広告」として予算を活用したいケースがほとんどかと思いますので、チェックを入れるとしても「検索ネットワーク」のみにするのがオススメです。

「ディスプレイネットワーク」にもチェックが付いていることが分からず、意図せずディスプレイ広告が配信されてしまうことで広告の成果を悪化させる恐れがあります。

予算が余ってしまった場合はディスプレイ広告として配信されるとのことですが、どれくらい余っているのか把握する前に予算を活用されてしまうので、仕組みを把握していないと悪循環にはまる危険性があります。

検索ネットワークは定期的に成果をチェック

検索ネットワークも成果を悪化させる危険性はあるので定期的にチェックが必要です。

検索ネットワーク

管理画面の「分割」で「ネットワーク(検索ネットワークを含む)」を選択して、それぞれの内訳を確認してみましょう。

基本的には配信割合は少なく、全体の配信量に対して平均5%くらいが目安になるかと思います。

コンバージョンを獲得できており、獲得単価も問題ないようであれば継続して配信してOKですが、成果が良くない場合はキャンペーンの設定画面でチェックを外して配信を停止するようにしましょう。

まとめ

Google検索広告を新規作成する際に「検索ネットワーク」や「ディスプレイネットワーク」がデフォルトでチェックが付いているのは非常に気付きにくいです。

意図して配信しているのであれば全く問題ないのですが、よく分からずに配信していると無駄な広告費を使ってしまう危険性があります。

この辺りはGoogle検索広告に不慣れな方が比較的見落としがちなポイントとなりますので、ぜひチェックすることをオススメいたします。

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Keisuke Asou

前職は福島県の広告代理店に8年間勤務。デザイナーとしてキャリアをスタート後、新規事業となる求人事業や、デジタル広告運用事業を立ち上げ、統括。中小企業や地方自治体のクリエイティブ・マーケティング支援を得意とする。マーケターとして更なる経験を積むため、2022年8月から援軍に入社。日々修行中。