Googleマーチャントセンターにアップロードしている商品フィードですが、そこに記載された商品情報の一部または全部が突如として不承認になることがあります。大規模なサイトリニューアル等を行うと、Googleマーチャントセンターのポリシーに違反するようなコンテンツが各商品ページに記載されてしまったり、商品情報と実際の商品ページの価格の不一致が起こったり、無意識的にポリシー違反してしまうこともあるからです。その際、「商品情報の不承認」と言っても自動的に不承認になる場合と手動で不承認になる場合があり、手動で不承認になった場合は「なかなか再度承認されない」ということになる場合がありますので、その際の参考になればということで今回の記事を書いています。手短に内容をまとめていきますので、ご参考にして下さい。
手動で不承認になると簡単に承認されない可能性がある
Googleマーチャントセンター内の商品情報詳細ページを確認して、「手動で不承認になった」旨が書かれていた場合、商品情報を再審査しても簡単に承認されない場合があります。手動で不承認になったということは「明らかなポリシー違反」を確信して不承認にされているわけですから、より慎重に審査が行われるということであり、それはつまり「少しでもポリシー違反の可能性があるなら不承認になる」という厳しい審査が行われるということです。
問題個所を漏れなく修正してから商品フィードを再審査に出すこと
手動での不承認であってもそうでなくても、当然ですが問題個所(ポリシー違反箇所)は全て修正する必要があります。しかしながら、先に述べた通り、手動での不承認であれば簡単に承認されない可能性がありますから、尚更しっかりと問題個所の修正に取り掛かるべきです。場合によっては修正に時間がかかることもあるかもしれませんが、問題個所が残っていれば承認されないか、仮に承認されても再度いくなり不承認になる可能性がありますから、時間がかかってもしっかりと対処することをお勧めします。
マーチャントセンター内の商品情報詳細ページから審査リクエストするのが最終手段
問題個所を漏れなく修正してから商品フィードをマーチャントセンターにアップロードした、もしくは商品フィードをGoogleのBotにクロールさせたものの、不承認の状況が変わらなかったという場合は、最終手段を試しましょう。その最終手段とは、「Googleマーチャントセンター内の商品情報詳細ページから審査リクエストする」という方法です。自動的に再審査するのではなく、あくまで審査リクエストベースで審査を行ってもらえる為、しっかりと審査を行ってもらえます。問題個所を完全に修正しきったという自信がある場合の最終手段としてこの方法を使ってください。
今回は以上です。商品フィードで不承認が出ると、大変焦るものです。特に、商品フィードを使ってGoogle広告のP-MAXやファインド広告等の広告配信を行っている場合は、一気に広告の表示回数が減少してビジネスに大きなマイナスインパクトが発生してしてしまいますから、気が動転してしまうかもしれません。しかしながら、いくら焦っても問題が解消するわけではありませんから、適切な手順で商品フィードを再審査に出して問題となってる商品情報を承認させていきましょう!
Akira Kodaka
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