今回はマーケティングから少しそれてAIのお話です。

Googleのチャット型AIであるBardが先月日本においてもGeminiにリブランディングされました。

ChatGPTと違い、無料版でも最新情報をベースに回答が得られるというのは大きなメリットです。
そんなGeminiの大きな特徴として、回答案を基本的に3つ用意してくれるという点が挙げられます。
3つも回答案が出てくるとどれを参考にしようか逆に迷ってしまうこともありそうです。

そこで、Gemini自身に3つの回答がそれぞれどう違うのか聞いてみました。
以下のような回答が得られました。

 

Geminiの回答案3つの主な違いは、以下の通りです。

  1. 情報量と詳細度

回答案1: 簡潔で要点をまとめた回答です。概要を把握したい場合に適しています。
回答案2: 回答案1よりも詳細な情報が含まれており、より深い理解が得られます。
回答案3: 最も詳細な回答であり、専門的な知識や裏付け情報も含まれています。

  1. 視点と客観性

回答案1: 中立的な視点で書かれており、客観性の高い情報です。
回答案2: 回答案1よりも主観的な視点が含まれており、多様な意見に触れられます。
回答案3: 特定の視点から書かれており、深い洞察を得られます。

  1. 書き方と表現

回答案1: 簡潔で分かりやすい文章で書かれています。
回答案2: 回答案1よりも丁寧で読みやすい文章で書かれています。
回答案3: 専門用語や複雑な表現が含まれている場合があります。

 

情報の詳しさと簡潔さなどが大きな違いのようです。

あくまで何かを調べたいときにおいてですが、 概要を知りたいときは回答案1を、より詳しく知りたいときは回答案3を参考にするのがよさそうです。
また、都度の回答に対して、「回答案1・2・3のそれぞれの違いを教えて」と伝えると、それぞれの違いを表にして出してくれます。

とても便利ですね。

Geminiの活用例

さて、改めてWebマーケティングの視点で考えたとき、Geminiは例えば、以下のようなことに使えそうです。

  • 広告やターゲットのアイデア出し
  • 自社とライバル企業との比較
  • 技術ハードルの高いタグやプログラミングのソースコード作成
  • SEO記事の構成案や記事そのものの作成

などなどです。

情報の正しさなどを確認する必要はあるものの、非常に強力なパートナーになります。
AIを活用することで調べ物やアイデアだしの時間が顕著に改善されるはずです。
触ってみるとかなり簡単に使えますので、もしまだ触ったことがない方は試してみてはいかがでしょうか?

それでは。

 

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。