Google Merchant Centerを作成した際に「ドメインのURLが確認・申し立てできない」という状況に陥ることがあります。
今回は、実際に「メインドメイン」と「サブドメインを分けて運用しているサイト構成」で実際に発生した事例をもとに、Google広告サポートから案内された正しい解決方法を紹介します。※本記事で使用するドメインはすべて仮のものです。
発生した問題(仮ドメイン)
Merchant Centerで、次のURLを確認・申し立てしようとしたところ、エラーが発生しました。
https://sub.example.com/
このURLは、以下のメインドメイン配下にあるサブドメインです。
https://example.com/
しかし、サブドメイン側で所有権の確認ができず、URLの申し立てが進められない状態となっていました。
Google広告サポートからの回答(要点)
Google広告サポートから案内された内容を整理すると、
ポイントは以下の通りです。
sub.example.com は example.com のサブドメインであるMerchant Centerではメインドメインの所有権が優先される仕様になっているそのため、サブドメイン単体ではURLを申し立てできない場合がある
このケースでは、マルチクライアントアカウント(MCA)の利用が推奨されます。
解決策:マルチクライアントアカウント(MCA)を使う
MCAとは?
MCA(マルチクライアントアカウント)とは、複数のMerchant Centerアカウントを一元管理するための構造です。
- 親アカウント:MCA
- 子アカウント:個別のMerchant Center
という関係になります。
対応手順(仮ドメイン)
① MCAを作成する
まず、新しくマルチクライアントアカウント(MCA)を作成します。このMCAが、ドメイン管理の起点となります。
② メインドメインを確認・申し立てする
MCA内で、以下のメインドメインの所有権を確認・申し立てします。
https://example.com/
※この手順が完了していない場合、サブドメインの申し立てはできません。
③ 既存のMerchant Centerを子アカウントとして追加する
次に、すでに利用しているMerchant CenterアカウントをMCA配下の子アカウントとして追加します。
④ サブドメインのURLを申し立てる
①〜③がすべて完了すると、子アカウント側で次のURLが問題なく確認・申し立て可能になります。
https://sub.example.com/
この問題が起きやすいサイト構成
次のような構成の場合、同様のトラブルが発生しやすくなります。
- メインドメインとは別にサブドメインを利用している
- Merchant Centerを複数アカウントで管理している
- メインドメインの所有権を別アカウントで申し立てている
まとめ
サブドメインは単体ではURLの申し立てができない場合があります。その場合は、MCA構造でメインドメインを先に申し立てる
Merchant Centerのエラーはアカウント構造に起因しているケースが多いので設定をいくら見直しても解決しない場合は、「ドメインの構造」と「アカウントの親子関係」を一度疑ってみるのがおすすめです。
