前回、Linkedinについてのターゲティングに関する記事を投稿しましたが今回は、さらに踏み込んだ施策について記載していこうと思います。
▼前回記事
踏み込んだといっても、GoogleやFacebookなどでは当たり前に実施しているカスタマーマッチがLinkedinでもるという話です。
ただ、LinkedinはLinkedinならではのリストのパターンがあるので、今回はその部分にフォーカスして紹介してまいります。
例えば、Googleはでアップロードできるリストのパターンというのは以下のものです。
基本的にはアドレスなどの情報を上げる事がおおいのではないでしょうか?
Linkedinについては、アドレスなどの連絡先の他に特徴的なものとしては、会社名をリストにアップできる方法があります。
ちなみに、リストにアップする方法ではなく、キャンペーンで直接企業名を打ち込んで会社を指定して配信することもできます。
ただ、この方法は設定できる会社の上限が決まっており、設定企業数には限界があります。(だいたい200件前後)
会社名のリストさえあれば上限なくターゲティング可能です。
※ただし、マッチングした企業のみ。
リストのアップ方法
①広告管理画面より、「アカウントセット」をクリックし、一致するオーディエンスを選択。
②オーディエンスの作成からリストをアップロード>会社名/連絡先を選択
③リストのテンプレートをダウンロードします。今回は会社名のリストを生成するため、「会社リストのテンプレート」をダウンロード
④テンプレートの一番左「companyname」の列に企業名を入力し、保存。※companyname website」などの他の項目を入れなくてもリストアップできます。他の情報も併せて入れる事で、マッチング精度は向上します。
⑤リストを選択したのち、「処理が完了しました」と出てきているか確認し、同意してアップロードをクリック
これでアップロードは完了です、アップロード後、処理に48時間以上かかる可能性があるようですが、実際は24時間程度で処理が完了して配信に活用することができます。
補足すると、ターゲティングとしてリストを使用する場合は、マッチング処理する前からターゲティングに設定でき、処理が完了すると自動的に配信がされるようになります。
逆に除外として使用する場合は、リストのマッチング処理が完了してからでないと、ターゲティング設定ができない仕様になります。
まとめ
通常のターゲティングでも基本的に精度は高いですが、さらに効率化する事や、指定した企業や人に対して広告を配信したいという事であれば、非常に有効的な方法となります。
ぜひ活用してみてください。
Masahiro Ozeki
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