2022年に拡張テキスト広告が廃止されレスポンシブ検索広告が主流になりました。レスポンシブ検索広告は見出しが最大15、説明文は4つ作成することができ、複数の見出しと説明文からユーザーが検索したキーワードに関連性が高いと判断されたものが組み合わされ表示される仕組みです。

レスポンシブ検索広告ではアセットの詳細から「最良」「良」「低」で評価され十分なデータがない場合は「学習中」と表示され、それらのデータを基に改善を行っていましたが。2023年5月よりレスポンシブ検索広告で「分析情報」が表示されるようになりました。

レスポンシブ検索広告の検索語句に関する分析情報では、広告表示につながった上位の検索カテゴリと、その変化を月単位で確認できます。こうしたインサイトを使用して、クリエイティブ戦略を最適化する際に適切な判断ができます。

分析情報が表示されることによって広告ごとにどのような検索カテゴリで広告が表示されたかを確認することができます。

これらが表示されるメリットとして上げられるのは、

インサイトは、ユーザーが Google でお客様のビジネスをどのように検索し、利用しているかを把握するのに役立ち、さらに、以下を実施するための情報も入手できるようになります。

・広告の有効性を更新して、パフォーマンスが低いアセットを置き換える
・広告表示につながる検索カテゴリを反映した広告を追加作成する
・アカウントでまだ設定されていないキーワードを含めるようにキャンペーンを拡大して、広告のパフォーマンスを高める

レスポンシブ検索広告「分析情報」の確認方法

広告から「アセットの詳細を表示」をクリックし「詳細情報を表示」へ進みます。

 

そうすると、分析情報が表示されます。

レスポンシブ検索広告へのトラフィック増加につながる検索語句のグループです。プライバシー上の理由で検索語句レポートに表示されないものを含め、すべての検索語句がグループ化の対象となります。グループ化は、ユーザーの意図のほか、商品とサービスの属性に基づいて自動的に生成されます。

検索カテゴリごとに下記の集計指標を確認することができます。

  • クリック数
  • クリック率(CTR)
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • コンバージョン値
  • インプレッション数
  • 検索ボリューム(すべての対象国)

これらを確認することで、検索カテゴリに表示されているキーワードなどを活用してクリエイティブを作成することによってより高い成果が期待できます!

 

 

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。