検索広告で設定している表示オプション。その中でも主流のサイトリンク。
さて、サイトリンクを設定したは良いもののどのくらい成果に貢献しているのか?

効果の見方はいくつかありますが、今回はもっとも簡単にサイトリンクの効果を見る方法の紹介です。

キャンペーンや広告グループの画面で、右上にある「分類」項目の「クリックタイプ」を選択しましょう。

そうすると、各キャンペーンや広告グループ毎に広告見出し・サイトリンク・画像表示オプションのそれぞれの成果を見ることが出来ます。

また、サイトリンクの表示回数から、広告の表示に対してサイトリンクが何割ほど表示されているかを知ることが出来ます。

尚、成果としては通常の広告見出しと比べるとクリック率は低い傾向ですが、コンバージョン率は広告見出しよりも高いことも結構あります。
サイトリンクは見出しと比べて目立たないので、クリック率が低いのは当然ですね。
一方で、サイトリンクで広告見出しでは訴求できていないニーズを訴求し、LPもそれに合ったものにすることで、明確なニーズを持ったユーザーからのコンバージョンを獲得しやすくすることが可能です。

サイトリンクは広告見出しと比べるとクリックが少ないので改善の優先度は低くなりがちですが、サイトリンク経由でのCVが全体の2割以上を占める事例もあります。
なので、広告見出しのPDCAを一通りやり切った後は、サイトリンクのPDCAに注力してみると更なるCV率の改善につながるでしょう。
施策に悩んだ場合にはサイトリンクの見直しも検討してみましょう。

The following two tabs change content below.

Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。