さて、以前お知らせしたとおり、2021年5月12日にYahoo!検索広告でもレスポンシブ検索広告が使えるようになりました。
早速弊社でも入稿して配信しておりますので、本日は速報値を共有したいと思います。
拡張テキスト、広告カスタマイザを使った拡張テキストが入っている既存の広告グループ内にレスポンシブ検索広告を追加しました。
インプレッション数やCTRはどうか?
こちらが結果ですが、思った以上にインプレッション数は出ています。
CTRはやはり広告カスタマイザを使ったものが高く、レスポンシブ検索広告は一番低い結果となりました。
CTRとCPCはどうか?
広告カスタマイザを使った広告はやはりCTRが高いだけにCPCも安く抑えらえていますが、意外とレスポンシブ検索広告もCTRは低いのにCPCは安い結果となっていました。
(左軸がCPCとなりますが、コスト感が想定できてしまうため、あえて数値は非表示としています)
CPAはどうだったのか?
今回、グラフには載せていないのですが、レスポンシブ検索広告のCPAが最も高い結果となっていました。ただ、これは拡張テキストのほうが先に掲載していたので、戻りコンバージョンも入っている数値のため(媒体計測の場合、クリックした日にさかのぼってCVが計上される)、もう少し様子かなと思っております。
広告の有効性はいまのところ見れない
Google広告のレスポンシブ検索広告のように最良、良、平均的といった評価はまだ見れないようです。どのタイトル、説明文が良いかも現時点ではレポートとして見れなそうです。
まずは使ってみよう
これは私の勝手な推測ですが、将来的にGoogle広告もYahoo!広告もレスポンシブ検索広告に一本化されるのではないかなと思っています。
そのため、レスポンシブ検索広告をうまく活用して広告効果を上げていかなければいけません。
Google広告でもレスポンシブ検索広告のタイトル、説明文ごとに見れるのはインプレッション数だけなので、PDCAをどう回すかは悩ましいところではありますが、まずはいろいろ試して勝ちパターンを少しずつ作っていくのが良いと思います。
ということで、まだ未入稿の方は早めに設定して使ってみることをお勧めします。
ではまた。
Junichi Nakamura
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