Google広告と言えば、検索連動型広告やディスプレイ広告のリマーケティングを実施している広告主が多いと思います。しかしながら、その手の「確度の高い見込客のみを狙う絞り込んだ広告配信」ではコンバージョン獲得数が頭打ちになるのが早い為、次の一手としてファインド広告を実施している広告主も増えてきていることでしょう。ファインド広告はその広告メニュー名の通り「見込客を探す」のに適した広告であり、「検索行動は行っていないものの見込客になりそうなユーザー」を狙って広告配信することができる広告プロダクトです。そんなファインド広告の簡単な最適化方法を今回は手短に解説します。簡単な最適化方法ということもあり、改善インパクトは「小」です。その為、他にやれることがない時・少ない時に実施するのが良い最適化方法です。実施優先度は低い最適化方法ということにご注意下さい(笑)
ファインド広告の簡単な最適化方法:各画像を3枚入稿する
今回の内容の結論は「広告のアセットとして入稿する各画像は3枚ずつ入稿すること」です。広告のアセットとして入稿できる画像には、正方形・縦長長方形・横長長方形の3種類がありますが、それらに対してそれぞれ3枚ずつの画像を用意して入稿してください。そうすることで広告表示機会が増える可能性が高まり、広告表示機会が増えればクリックが増える可能性が高まり、クリックが増えればコンバージョンも増える可能性が高まるというわけです。
入稿する画像には無駄なテキストは含めない方がいい
広告のアセットとして入稿する画像に「テキスト(大抵はプロモーショナルテキストと言えるような内容のもの)」を含めようとする広告運用者やデザイナーがかなりいると思いますが、無駄なテキストは含めない方が良いです。ファインド広告では「画像の下あたりにテキストのアセットが表示される仕様」になっておりますので、画像にテキストがあると広告が文字でゴチャゴチャしすぎてしまいます。ゴチャゴチャしすぎたテキストは読みにくい為、読まれにくくなります。読まれなければ、クリックもされにくくなり、その先にあるコンバージョンにも繋がりにくくなるというわけです。
冒頭で述べた通り、この最適化方法による改善インパクトは小
この記事の冒頭で述べましたが、この記事で書いたファインド広告の簡単な広告最適化方法を実施しても改善インパクトは小さいです。しかしながら、少なからずは改善インパクトが出る可能性があるとも言えるわけですから、やらないよりはやった方がいいということになります。その為、他に重要度・緊急度の高い業務がない時なんかに今回の広告最適化方法をササっとやっておくようにしましょう。
今回は以上です。劇的に広告成果が改善するような方法ではありませんし、地味な改善効果しか期待できない方法かもしれませんが、より良い広告配信に繋がる可能性があるならやらない手はないですよね。細かい広告最適化方法でも、それがいくつも組み合わされば、結果としてそれなりの成果改善に繋がることにもなりますよ!
Akira Kodaka
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