Google広告で検索連動型広告を実施している場合、そのターゲティングとして「商標」や「商品名」をキーワードを登録しているケースは非常に多いです。このようなキーワードを検索する見込客は間違いなく確度の高い見込客になりますので、検索連動型広告をやるなら確実に押さえておきたいキーワードと言えるでしょう。では、この「商標」や「商品名」に関するキーワードでの検索連動型広告において、適切なインプレッションシェアはどのくらいでしょうか?
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結論:基本的に「インプレッションシェアは限りなく100%に近付ける」こと
この手の「確度の高い見込客が検索するようなキーワード」を狙った検索連動型広告では、そのインプレッションシェアを可能な限り高めるのが基本です。とりわけ「商標」や「商品名」等と言ったキーワードを狙った検索連動型広告では、インプレッションシェア100%に限りなく近い数値(最低でも90%以上、普通は95%以上の数値)にすることを推奨します。確度の高い見込客が検索すると分かっているのにインプレッションシェアが低いまま放置するのは、怠惰な広告運用をしているとしか言いようがありませんよね。この手のキーワード検索に対して何割もインプレッションシェアを損失しているということは、何割もの売上機会の損失をしているということに繋がりかねません。
具体策:インプレッションシェアを高める3つの方法
インプレッションシェアを高めるには、「日予算を引き上げる」「広告の品質を高める」「入札単価を引き上げる」ということをすればいいだけです。「日予算を引き上げる」は、文字通り日予算を引き上げるだけです。予算制限がかかって広告が表示されたり・表示されなかったりすることがないよう、1日中広告掲載する上で十分な日予算を設定して下さい。次に「広告の品質を高める」ですが、基本的な設定が網羅できているのであれば、あとは「広告のクリック率を高める」のが広告の品質改善に大きな影響を与えます。様々な訴求軸の広告を作って、クリック率の高い広告表現を見つけ出して下さい。そして最後に、「入札単価を引き上げる」ですが、これも文字通り入札単価を引き上げるだけです。競合よりも表示機会獲得・上位表示掲載できるように、十分な入札単価を設定しましょう。
補足:入札方式は「目標インプレッション入札」を使うのも手
入札単価を引き上げる前に、どの入札方式を使うのが良いか気になる人もいることでしょう。しかし、どの入札方式を使っても、入札単価を引き上げればインプレッションシェアが高まるということは変わりません。その為、拡張CPCでも目標コンバージョン単価入札でもその他の入札方式でも大きな問題はありません。ただし、広告の上部表示に拘るのであれば「目標インプレッション入札」を使うと広告の上部表示を管理しやすくはなります。この入札方式は「最上部(もしくは上部)での広告表示率が○%になるよう自動入札する」等と設定する入札方式で、広告の上部表示の管理に特化した入札方式です。Google広告だけなく、Yahoo広告でも同様の入札方式があります。
今回は以上です。「商標」や「商品名」に関するキーワードを検索するような見込客は、間違いなく「確度の高い見込客」です。そうでなければ、わざわざそのようなキーワードを検索するようなことはしません。ですので、「商標」や「商品名」に関するキーワードをターゲティングとして登録している検索連動型広告では、そのインプレッションシェアを可能な限り高めておきましょう。100%に限りなく近いくらいの数値を目指すイメージで良いでしょう。「商標」や「商品名」に関するキーワードを検索する見込み客へ確実にリーチして、しっかりと広告成果を出して下さい。
Akira Kodaka
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