「全くCVが取れない。だからどういう調整をしたら良いのかわからない。。」
「せっかく貴重な予算を掛けて広告出稿したのに何も知見が得られない。」
そんなお悩みを抱えた方へ。お悩み解決の記事です。

実際、商圏が狭い地方の店舗誘導や対象者の限られるBtoB、認知度の低い新規サービスではこういったケースも十分にあり得ます。

そんなときは、目的とするCV(お問い合わせ等)よりもハードルの低い行動を中間CVとして設定しましょう。

良くあるのは、お問い合わせ直前のページ、お問い合わせフォームに来たことを中間CVとして計測するというものです。

ですが、そもそもお問い合わせフォームにすら誘導できないということも十分にあり得ます。
その際は、例えば口コミページや導入事例ページ、サービスの詳細ページなど、何かしらのページ遷移を中間CVとして設定しましょう。
いきなりのCV獲得は難しくても、まずはサービスを検討してくれる人がどれだけいたのかの判断ができます。

もしページがLPとサンクスページしかない単一LPの場合は、上記のようなページ遷移としての中間CVの設定は出来ません。
その場合は、LPのスクロール率または滞在時間が一定以上に達したことを中間CVとして設定しましょう。
(Googleタグマネージャーを使えば設定が可能です。)

いずれにしても、CVが取れる・取れないの0か100かだけの判断ではなく、どんなに低いハードルでも良いので1でも2でもデータを蓄積することが大事です。
そうすることで、多少なりとも成果の良し悪しが判断でき、キーワードや広告の比較検討が可能になります。
また、特に今は自動入札での最適化が主流ですから、データを蓄積することは重要です。

実際に私も狙っているCVが全く取れない案件をいくつか経験していますが、どんなにハードルの低い地点でも中間CVを設定することで、各段に運用調整がしやすくなりました。
CVが取れないことでお悩みの方は、是非上記のような方法を試してみてください。

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。