Google広告やYahoo広告等の運用型広告を実施している場合、ずっと考え続けないといけない業務の1つに「広告の書く訴求内容のアイディア出し」というものがあります。1回だけアイディア出しをすればよいなら楽なのですが、この手のアイディア出しというのはずっと行っていかなければいけないのです。なぜなら、見込客を取り巻く環境は日々変化していますから、変化に併せて見込客のニーズも違ったものになっていくためというのが理由となります。しかしながら、訴求内容のアイディアをずっと出すのも大変です。アイディアが出てこなくなるのが普通でしょう。そこで今回は訴求内容のアイディアを出すコツについてお話しします。では、いきましょう!
アイディアは「考える」だけではなく「探す」ということもしよう
大抵の人は訴求内容を「考える」と思います。しかしながら、考えるだけですと「自分の知識の範囲内でしか訴求内容を思いつくことができない」ということになります。自分が世の中で最も物知りなのであればそれでもよいかもしれませんが、そのようなことはないというのが普通ですよね。「自分は凡人だ!」と思う人ほど、アイディアは「探す」ということを行うようにしましょう。
アイディアを探す先は無限にあるという意識を持つ
自分の知識の範囲で考えるのではなく、他人の知識の範囲からも探してしまう。そうすることで、アイディアの幅はグンと広がります。「自社サイト」「競合サイト」「異なる業界のサイト」等、制限を設けることなくアイディアとして使えそうな訴求を探してみましょう。もちろん、「サイト」という枠組みだけでアイディアを探す必要はありません。「新聞の折込チラシ」からアイディアを探してもよいですし、なんなら広告でもない「書籍」からアイディアを探してもよいでしょう。書籍で言えば、目次に書いてある見出しは上手な訴求内容が書かれていることが多いです。オンライン・オフライン問わず、色々なところからアイディアを探すようにしてみてください。
文字だけでなく静止画や動画でも使えそうな訴求を探す
広告の訴求は、何も文字だけが訴求内容ではありません。静止画や動画も訴求内容を構成するものになります。その為、文字としての訴求内容を探すのに加えて、静止画や動画の訴求内容についても良さそうなものを探すのがお勧めです。静止画や動画の訴求アイディアも運用型広告の広告として活用できるシーンはありますよね。日頃から文字・静止画・動画をアイディア探しの対象として意識しておきましょう。
今回は以上です。広告に掲載する訴求内容のアイディア出しという業務は地味かもしれませんが、その地味さに反して広告効果は意外と出るものです。当たりの訴求内容を見つけると広告成果が向上して、その影響で広告配信の自動化機能の精度も向上して、どんどん良い循環が起こっていきます。1回キリの業務というわけではないので大変かもしれませんが、それは競合にとっても同じことですので、その大変なことをしっかりと継続できれば競合と差をつけられることでしょう。是非とも良いアイディアを探し出してください!
Akira Kodaka
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