Twitterはユーザーインターフェースが日本語化されてから早12年。現在では国内4,500万人のユーザーがTwitterを利用しており、他SNSと比べてもLINEについで2位のシェアを誇ります。
そんなマンモスソーシャルメディアで、広告を配信する広告主も数多く存在しています。激化するオークションプレッシャーの中で他社に勝つためにはどう運用すればよいのか。

本記事ではその方法について触れていきたいと思います。

知っておきたい媒体のアルゴリズム

Twitter広告を成功させるためには、
媒体の広告配信におけるアルゴリズムを理解する必要があります。
Twitterのオークションロジックは、「目的に応じたレート」×「Bid」でAdスコアが設定されます。
例えば、ウェブサイトの訪問数を増やす目的を選択したキャンペーンでは、
リンクのクリック率、エンゲージメントを増やす目的を選択した場合はエンゲージメント率が
それぞれAdスコアに影響します。
つまり広告目的に応じたレートを上昇させることがAdスコアを高めることにつながるという訳です。

では、レートを高めるためにはどうしたらよいのか。

改善方法

①ターゲティングを見直す

設定しているターゲティングが適切かどうかを見直す必要があります。
例えば、キーワードターゲティングを実施している場合、キーワード毎のレートを確認し、
相対的な平均値よりも低いものを排除するといった精査を図ります。逆に高レートが出ている
キーワードがある場合、その類義語を追加していくような形で勝ちパターンを見つけていきます。

②クリエイティブを見直す

レートが低いクリエイティブの差し替えを行います。
と言っても、大量のクリエイティブの準備ができる潤沢な予算はない、という広告主の方も少なくないはずです。そんな時はテキストを工夫することをお勧めします。
Twitterライクなテキストを生成することでCTRが格段に向上するケースもございます。

まとめ

Twitter広告の成功の鍵は「目的に応じたレート」を高めること。
高めることで低い入札額でオークションに参加が可能になるため、
費用対効果を高めることが可能になります。
日々の地道なターゲティング、クリエイティブのチューニングが
Twitterにおける改善の基本となるということですね。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。