GA4を使用して広告コンテンツの成果を確認する方法を紹介します。
※大前提として、GAパラメータで広告にutm_contentのパラメータを入れておく必要があります。

ユニバーサルアナリティクス(以下、UA)ではGoogle広告を自動タグ連携している場合、広告コンテンツの実績を確認するためには「手動タグによるオーバーライドを許可」する設定が必要でした。(設定方法は以下記事を参照ください。)

【Googleアナリティクス】自動タグを使っているけど、手動パラメータを設定したい時の対処方法

しかし、現在GA4では手動タグによるオーバーライド設定はありません。
となると、広告のコンテンツ別のデータが見れないのではないかという懸念があります。
(私も当初は見れないものだと思っていました。)

心配ありません。

GA4では「手動広告コンテンツ」という指標があり、広告コンテンツのデータを確認することができます。
※その他にも、手動パラメータで入れたデータをGA4側で取得することが可能です。
参考:https://support.google.com/analytics/answer/11242870?hl=ja

例えば、以下のように「集客>トラフィック獲得」から、赤枠の「+」をクリックします。
(UAでいうところのセカンダリディメンションに該当します。)

 

検索画面に「広告コンテンツ」と入れて、「ユーザーの最初の手動広告コンテンツ」or「セッションの手動広告コンテンツ」を入れることで
広告コンテンツ別のデータを見ることができます。

なお、広告コンテンツ別にイベント数やセッションなど自由に見るためには、「探索」を活用しましょう。

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。