リーチ除外リストとは、除外カスタムオーディエンスの代替手段として、包括的なオーディエンス管理ツールとして使える機能です。

リーチ除外リストを使うことで、広告アカウント内のすべての広告キャンペーンにおいて配信除外したい1つのオーディエンスグループをEメールアドレスのリストを用いて指定することができます。リーチ除外リストが作成され、ステータスが「準備完了」となると、広告アカウント内で配信される広告キャンペーンすべてで、リーチ除外リストに一致するオーディエンスが自動的に配信から除外され、除外された人にはそのアカウントの広告が表示されなくなります。

これまでの除外設定と違う点としては、
除外設定階層が広告グループからアカウントになる部分。除外対象に変更があった場合、一括で管理が可能になります。少し楽になります。

広告アカウントごとにご設定いただけるリーチ除外リストは1つのみとなっているため、除外するキャンペーンを指定することはできません。時よりメンテナンスが必要です。とはいえ、これまで広告グループ単位で管理していたので、アカウントで一括管理できるのはうれしいですね。

また、リーチ除外リスト作成以前に作成・開始されたキャンペーンも対象に含まれます。

 

設定方法:

広告マネージャー > ツール > オーディエンス > [オーディエンスを作成] > [リーチ除外リスト] を選択し作成

細かなアップデートですがあると地味に便利な機能です。このような細かなアップデートで便利なものは引き続きご紹介できればと思います!

 

 

 

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。