Youtube上で広告を配信できることは、だいたいの人は知ってますよね。Youtube見てたら、動画の最初とか途中に差し込まれる広告です。広告自体をスキップできるものから最後まで動画を視聴させることのできる広告(スキップ無し)・6秒間の動画広告など様々です。

色々なクリエイティブを試していく中で、動画の尺っていったいどれくらいがいいんだろうという疑問が生まれる人も多いはず。
今回は「尺」にフォーカスした話をしていきたいと思います。

そもそも、動画広告は動きと音声で情報を伝える事ができるため、静止画よりも多くの情報をユーザーに伝達することができます。伝えたいことが多ければ多いほど動画の尺もながくなっていく事が考えられます。

伝えたいことが多いから長尺の広告動画を作って配信するんだ!そうすれば商品理解もより高まって、認知や獲得につながるぞ!なんて思っているWEB担の方、お気を付けください。

実は、Google側で動画広告の尺に関するアップデートが入っております。内容としては、以下のようなものです。

「スキップ可能な広告は文字通りユーザーが広告をスキップすることが出来ますが、動画広告の尺・ながさが視聴体験において非常に重要であり、特に3分以上の長尺動画広告は視聴体験への影響が大きいことが直近のユーザーからのフィードバックで明らかになっています。」

ユーザーを第一に考えるGoogleでは、長尺の動画広告はユーザーにとってよくないものと考えるようなったと解釈できます。

2022年1月以降、3分以上の動画広告の配信が減少し、より高い入札単価が必要となるとの事です。うらを返せば、3分以上動画を配信するには、これまで以上の入札単価が必要になるというものです。どれくらい高くなるかというと、短尺と長尺で2倍の入札額が必要になるようです。視聴単価1円だったものが2円になってしまいます。

このような形で、長尺動画にとっては世知辛い環境になっているのが事実です。

どれくらいの尺に収めればよいかというと、3分以内の動画であれば上記の影響は受けないようです。え、3分って結構長くない?って感じですよね。そもそも3分以上の動画広告を実施してるアカウントってそこまで多くないと思うのですが、結構長い動画配信しちゃってるという方は、この機会に動画の尺を少し気にしてみると、広告の改善につながるかもしれません。

ちなみに、Googleから推奨されている尺は15秒から30秒くらいの動画といわれてます。

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。