自社サービスの既存顧客やSNSのフォロワーなど自社サービスを応援してくれるユーザーの獲得に課題を感じてる企業様は多いと思います。SNSの広告ではフォロワーを増やす目的で、フォロワー獲得をCVとして機械学習をかける広告手法があるため、ユーザーの獲得というのはお金をかければできます。ただし、Youtubeの登録者については例外で、コンテンツが面白かったりショートでバズったりしないとなかなか登録者数というのは増えないものでした。広告の力で多少なりとも増える事はあるものの、SNS広告のように「チャンネル登録を目的とした配信」はGoogleには存在しませんでした。
強いていうなれば、インフィード広告(旧ディスカバリー広告)がチャンネル登録に向いている広告といわれ、筆者も広告出稿を行っていたものの、あくまで視聴を目的とした配信にとどまるのみでした。
コンテンツ
動画アクションキャンペーンでチャンネル登録者を増やす事が容易に
動画アクションキャンペーンでチャンネル登録をCVポイントとして最適化かける事が可能になりました。前提としてYoutubeチャンネルとGoogle広告アカウントを連携しておく必要があります。連携するとGoogle広告のツールと設定のコンバージョンに以下のように「YouTube channel subscriptions」という項目が追加されます。
こちらをコンバージョンポイントに設定するわけです。
CVポイントの設定は、任意の動画アクションキャンペーンの「設定」から「その他設定」>「目標」を選択し、以下の項目を追加します。
旧ディスカバリー広告との成果の違い
1登録者の獲得単価で大きな違いが出てきました。
旧ディスカバリー広告:2,000円~3,000円
VACチャンネル登録目的:100円~200円
これまでチャンネル登録に適しているといわれていたディスカバリー広告の単価に対して95%OFFの単価でチャンネル登録者を獲得できました。
チャンネル登録者をVACで増やそう
Youtubeチャンネルの収益化を目指すのであれば、一定のチャンネル登録者数は絶対条件になってきます。事前投資としてチャンネル登録を広告の力で集めることも容易になりました。ただ、結局はコンテンツが興味を引き付けるものでなければ、継続は難しいため、コンテンツ力・集客の両輪で進めていく事で収益化の近道になるかもしれません。
Masahiro Ozeki
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