前回、YouTube広告でチャンネル登録数を増やす施策として、インフィード広告をご紹介しました。
インフィード広告を長く続けていると徐々にチャンネル登録数者数の伸びも鈍化していきます。
もちろん、チャンネル登録率は動画の内容で変わってくるところではありますが、本日は広告側で改善できるポイントについてご説明します。
フリークエンシーが高まっていないかチェック
もしかすると1ユーザーに対してのフリークエンシーが高まっている可能性があります。
フリークエンシーとは、1ユーザーあたりの広告接触回数のことです。
以下の箇所で接触回数が増えていないか確認してみてください。
表示項目の「リーチの指標」の中にありますので、表示項目の変更から、項目を追加して表示させてください。
もし増えていたら同じユーザーに対して何度も広告があたり、アクションが起きにくい状況になっている可能性があります。
対策は?
フリークエンシーが高まっていた場合の対策についてご説明いたします。
オーディエンスを追加する
キャンペーン単位でもフリークエンシーキャップを設定できますが、1人に何回まで制限すべきかはなかなか答えがないところだと思います。そのため、フリークエンシーキャップを設定する前にオーディエンスを見直してみましょう。
幅広くチャンネルに興味を持ってくれそうなユーザーに当たるようオーディエンスを選択しましょう。
チャンネルの動画を視聴したユーザーの類似や、チャンネル登録ユーザーの類似がおすすめです。
オーディエンスを拡大する
分かりにくいですが、インフィード動画広告でもオーディエンスの拡張機能があります。
オーディエンスの編集画面でチェックボックスがありますので、そこにチェックを入れて保存しましょう。
予算を増やす
シンプルですが、予算が原因で配信に制限がかかっているようであれば、予算を見直すのも手です。
複数キャンペーンがある場合、チャンネル登録率の高いキャンペーンに予算を寄せるなど予算アロケーションも効果的です。
最後に
本日はインフィード広告でチャンネル登録者数が伸び悩んだ時の広告側での打ち手についてお話ししました。インフィード広告を実施していて成果が鈍化した時に試してみていただければと思います。
ではまた。
Junichi Nakamura
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