ついにYahoo検索広告で拡大テキスト広告の終了が発表されました。
時期は2022年9月末頃のようです。
終了時期は変更になる可能性もありますが、ついに発表されてしまいました。
※Googleは昨年の発表通り2022年6月30日で拡張テキスト広告の終了を発表していますが、Yahooの方でも3か月遅れでの終了予定です。

Yahooのレスポンシブ検索広告は、Googleのそれと違いアセット単位での修正が出来ないため、一部アセット修正のために広告を再入稿する必要があります。
これによって、アセット変更がそのまま広告の学習リセットに直結するため成果が不安定になることがあります。

その影響もあって私の運用案件では、拡大テキスト広告に比べCV率が低い傾向が見られていました。
そのため、Yahooは拡大テキスト広告をメインに戦う方が良いのではないか?というのが最近の個人的見解でしたが、これが発表された以上はレスポンシブ検索広告を中心とした配信戦略をとらざるを得なくなりました。
終了以前に入稿した拡大テキスト広告は引き続き配信継続できるようですが、いずれは使用できなくなる可能性もあります。
そもそも新しい入稿ができなくなる以上は、やはりレスポンシブ検索広告を中心に配信していくべきと考えます。

ただし、これに伴い先行してレスポンシブ検索広告でアドカスタマイザーの機能、アセット単位での実績値の出力機能が追加される予定です。
こちらの時期は2022年夏ごろの予定とのことです。

Yahooのレスポンシブ検索広告は、Googleと違いまだまだ使いにくい部分が多いですが、拡大テキスト広告の終了に伴い更なる機能改善の発表を期待したいと思います。

 

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。