新型コロナの影響により自宅で過ごす時間が増えていて、動画を視聴する時間も増えているようです。
また、YouTubeは3月24日(火)から世界中の映像品質を低下させる処置をとるというアナウンスがありました。早く事態が良くなることを願っております。
さて、本日は、そんなYoutubeの動画広告である「True View for action」のキャンペーン設定についてご紹介します。
True View for actionとは
その名のとおり、アクションを促す動画広告となっています。
以下はGoogleのヘルプより引用。
TrueView アクション キャンペーンでは、人目を引く「行動を促すフレーズ」、テキスト オーバーレイの見出し、終了画面を動画広告に追加することで、見込み顧客の獲得とコンバージョンを促進します。この動画キャンペーンのサブタイプを使って、ユーザーが対象の商品やサービスについて詳しく調べたり、連絡先情報を登録したりするなど、その後のビジネスにつながるようなアクションを促します。
動画広告というと、ブランディング目的というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、True View for actionはアクションを促す目的の広告となるため、コンバージョン目的の利用がメインとなり、実際に成果につながっている実績もあります。
それでは早速キャンペーンの作成方法をご紹介します。
細かいところは省略して、重要なところだけキャプチャ入りで説明します。
True View for actionキャンペーンの作成方法
- 青色の+ボタンから新規キャンペーン作成
- キャンペーンの目標を選択します。
「見込み顧客の獲得」か「ウェブサイトのトラフィック」を選択します。
そして、キャンペーンタイプで「動画」を選択して、続行ボタンを押します。
- キャンペーン名や予算、言語設定等を行います
- 入札戦略を設定します。
True View for actionでは「目標コンバージョン単価」か「コンバージョン数の最大化」しか選択できません。
- 広告グループ名やターゲティングを設定します。
- 動画広告を設定します。
配信する動画を選択して、表示URL、最終ページURLを入力します。
そして、「行動を促すフレーズ」を設定します。右の画面キャプチャの青色のボタンに反映されます。字数が短いであまり長い文字は入りません。
また、「広告見出し」を設定します。右の画面キャプチャの赤枠の箇所に反映されます。
- 後は保存して完成です。
運用上のポイント
- 動画は複数、できれば5本以上設定すると良いです。
用意するのが難しい場合は、同じ動画で「行動を促すフレーズ」や「広告見出し」を複数設定します。これにより機械学習の効率を上げ、パフォーマンスが改善される場合があります。 - 目標コンバージョン単価入札のキャンペーンについては、
日予算を目標コンバージョン単価の20倍以上、 コンバージョン数最大化入札のキャンペーンについては、 日予算を平均CPAの10倍以上に設定することが推奨されています。
とはいえ、予算に限りもありますし、予算を高く設定することは最初は怖いと思います。その場合は、入札戦略を「コンバージョン数最大化」を選択して、可能な限りの日額を設定して開始することをお勧めします。
目標コンバージョン単価入札を選択して、最初から低めの目標コンバージョン単価で設定すると、露出が極端に減ってしまう可能性があります。
True View for actionはアクションを促して、成果につなげることを目的とした動画広告です。
いきなり検索広告やリマーケと同等のパフォーマンスを求めるのは厳しいかもしれませんが、ターゲティングでカスタムインテントやリマーケも使えるので、今まで試していない場合は、試してみる価値のある施策だと思います。
ということで、本日はTrue View for actionのキャンペーン作成方法をご紹介しました。
Junichi Nakamura
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