2023年11月に終了したGoogle広告の類似オーディエンスですが、2024年2月現在、デマンドジェネレーションキャンペーンにおいては類似セグメントを使用することができます。

その特徴について簡単にまとめていきます。

  • 類似元となるオーディエンスを顧客リスト・ウェブサイト訪問ユーザー、Youtubeチャンネルを操作した人などから自由に設定できる
  • リストの地域を指定できる
  • 類似度合いは3パターンから選べる
    • 類似性の高いユーザーに限定
    • バランス重視(デフォルト)
    • 幅広いユーザーにリーチ

  • 配信実績は他のオーディエンスリストと同じように「オーディエンス>オーディエンスセグメント」のメニューから確認できる

以前廃止された類似オーディエンスは既存のオーディエンスリストから自動で生成されていたため、リストの自由度があまりありませんでしたが、デマンドジェネレーションキャンペーンの類似セグメントは元となるリスト・地域・類似度合いを選べるため自由度が非常に上がった印象です。

ちなみ、広告グループで「最適化されたターゲティング」という機能もあり、こちらはデマンドジェネレーションキャンペーンに限らず使用できる機能です。

「最適化されたターゲティング」と比べると、今回の「類似セグメント」はリスト単位で分析できるため、そういう意味でもコントロールしやすい機能だと思います。

新規ユーザーの獲得施策・デマンドジェネレーションキャンペーンの成果改善施策の一つとして、ぜひとも活用してみてはいかがでしょうか?

それでは。

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Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。