以前、レスポンシブ検索広告で広告カスタマイザを設定する方法をご紹介しました。
本日は下書きとテストを使ってテストする時に、テストキャンペーンのほうに広告カスタマイザを設定する際の注意点をお伝えします。
どんな時に注意が必要か?
主に下書きとテストを使ってマッチタイプのテストをするときです。
マッチタイプをテストする場合、テストキャンペーン側でキーワードのマッチタイプを変更します。テストキャンペーンでキーワードのマッチタイプを変更すると、キーワードが削除→新規追加となりますので、広告カスタマイザで設定した内容が消えてしまいます。
この場合、テストキャンペーンのほうに再度広告カスタマイザを設定する必要があるわけですが、その際のアップロード方法にひと手間必要です。
どのようにすれば良いのか?
以前ご紹介した手順でファイルをアップロードしようとすると以下のようなエラーが出てしまいます。
「「キャンペーンID」に値がありません。」と書いてますね。つまり、キャンペーンIDを反映してアップロードせよというわけですね。
テストキャンペーンのキャンペーンIDを確認する。
キャンペーンIDは表示回数、クリック数など一連の表示項目の中にあります。
表示項目に含めていない方も多いと思うので、表示項目の変更の箇所から選択しましょう。「属性」の中に該当の項目がありますので、チェックして保存です。
キャンペーンIDの記入の仕方
アップロードするファイルのカラム名に「キャンペーンID」と書けば良いかというと、これが違います。ここは「campaign ID」と英語で記載してください。そうしないとエラーがでます。
以下はアップロードするファイルのカラムの記入例です。
Customizer:のあとは、実際に設定した広告カスタマイザ属性の名称を入れてください。
このようにキャンペーンIDのカラムを用意し、数値を記入してアップロードすればOKです。
下書きとテストでキーワードに変更を加えた場合はご注意を
本日はテストキャンペーンでキーワードに対する変更を行った場合(主にマッチタイプを変える時が該当するかと思いますが)の広告カスタマイザの注意点をお伝えしました。
下書きとテストでオリジナルキャンペーンで設定した広告カスタマイザの設定がテストキャンペーンのほうで抜けていると正確なテストができません。
意外に忘れてしまいがちなところですが、注意しましょう。
ではまた。
Junichi Nakamura
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