品質スコアとは他の広告主様と比べた広告の品質の目安をスコアで表示したものです。キーワード単位で1~10のスコアで確認することができ、スコアが高いほど品質が高いということになります。

通常キーワード単位で現在の品質スコアを見ることができますが、過去はどうだったのかも見ることも可能です。過去の品質スコアを見ることで、品質が良くなっているのかを確認できます。

過去の品質スコアを見る方法

過去の品質スコアを見るためにはキーワードの一覧で以下の赤枠をクリックし、「表示項目の変更」をクリックします。

表示項目の変更

その中の品質スコアという項目の中の「品質スコア(履歴)」にチェックを入れて保存します。これだけです。

品質スコアの履歴

ちなみに、品質スコアを算出する要素である「推定クリック率」「広告の関連性」「ランディングページ利便性」の過去のステータスも確認可能です。

あとは見たい期間で絞ってレポートを算出すればOKです。そうすると、以下のように現在の品質スコアと、過去の期間品質スコアを表示されます。

品質スコアの比較

品質スコア(履歴)には、レポート期間で最後に確認された品質スコアが表示されます。例えば、2022年10月1日~2022年10月31日という期間でレポートを指定した場合、その期間で最後に確認された品質スコアが表示されます。現在の日付を含めてしまうと、現時点のスコアが表示されるだけですので気を付けてください。

日単位のスコアを確認するには、日別に分割表示することで見ることができます。

品質スコアを上げることを目的とすべきではない

品質スコアは現在の広告の品質を目安としてみるものです。品質スコアを上げるということを目標にすべきではありません。

あくまで売上や成果と定めているCVを増やすことを目的として、クリック率を上げるために広告を見直したり、レスポンシブ検索広告のアセットを見直してキーワードと広告の関連性を高めたり、またランディングページを見直してCVR改善したりといった改善を進めて、過去の品質スコアと現在の品質スコアを見比べて品質も結果的に良くなっていることを確認するというのが良いと思います。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。