運用型広告(Google広告やYahoo広告など)を実施している際、その「広告のジャンプ先ページ(リンク先URL等と言われる)」にLPを設定することが多いかと思います。通常の公式サイトではなく「ユーザーアクション促進の為だけに作られたLP」を広告のジャンプ先ページに設定することで、より高いコンバージョン率の実現を期待することができます。
高価なものから安価なものまで、LPの制作費は様々。
高いコンバージョン率を実現する可能性が高まるLPではありますが、その制作にかかる費用はピンキリです。数万円でLPを作ってくれる個人事業主もいるでしょうし、その一方で数百万円を支払わないとLPを作ってくれない法人もいるでしょう。高価なLPの方がデザイン性や操作性等が良い傾向にあるとは思うものの、高いLPを1つ制作することにLP制作予算の全てを投入してしまっていいのか悩むところですよね。
制作費150万円のLP1つ vs 制作費50万円のLP3つ、どっちが良い?
法人が商品・サービスを提供する「普通の機能をきっちり備えたLP」の制作に関して、一般的なLP制作費は数十万円~200万円以下かなと思います。そのような制作費の相場を踏まえて「150万円のLPを1つ制作する」のと「50万円のLPを3つ制作する」のは、どちらの方が良いでしょうか?もちろん、デザイン性や操作性等のクオリティは「150万円のLP>50万円のLP」になるはずです。しかしながら、おすすめとしましては「50万円のLPを3つ制作する」の方になります。
広告施策を成功させるには、様々な訴求を試すことが重要。
なぜ「50万円のLPを3つ制作する」のがお勧めなのかといいますと、それは「百発百中で成果の良いLPを制作できるなんてことはないから」です。どんなに高い制作費を支払ってLPを制作しても、そのLPで高いコンバージョン率を実現できるかどうかは分かりません。それよりも「出来るだけ多くの訴求パターンを試すよう、出来るだけ多くのLPを用意して試す」方が高いコンバージョン率を実現できる可能性が高まります。より多く打席に立った方が1回以上のヒットを打てる可能性が高まるというイメージですね。
今回は以上です。高い制作費を支払ってLPを制作すれば、その分だけデザイン性の高いLPを納品してもらえるかもしれません。しかしながら、見栄えの美しさだけでコンバージョン率が劇的に向上するほど、デジタルマーケティングは簡単ではありません。見栄えがひどすぎるのは論外ではありますが、最低限の見栄えを保ちつつ、様々な訴求のLPを用意して、どの訴求が高いコンバージョン率に繋がるのかをしっかりと検証していきましょう!
Akira Kodaka
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