定期的に発表されるLINE広告・Yahoo!広告のクリエイティブトレンド。
2024年4月には業種別のクリエイティブが発表されていたので、まだチェックされていない方はこちらをどうぞ。
今回のレポートでは2024年4月~5月の期間で特に成果の良かったクリエイティブのパターンが公開されています。
詳細はぜひ公式の発表をご確認ください。 個人的に気になったクリエイティブの傾向をピックアップしてご紹介したいと思います。
コンテンツ
広告タイトルのトレンド
LINE広告の見出しは絵文字を使ったり、スペースを複数使ってもOKと、かなり自由度が高いのが特徴の1つ。
今回紹介されていたのは「◯の絵文字」や「冒頭に『㊙』」を付けるパターン。
◯の絵文字はLINE広告でよく見かけるパターンですが、効果が高いようです。 ㊙などもLINE広告以外では掲載ができない表現なので面白いですね。
アニメーションのトレンド
もう1つ気になった表現は「クーポンをもぎるアニメーション」のバナーです。
これは確かに単にクーポン画像を表示するだけよりも使用するイメージが湧くのでユーザーからの反応も良さそうだと思いました。
基本的にトレンドとなっているクリエイティブはLINE Creative Labのテンプレートが用意されているのですが「クーポンをもぎるアニメーション」のテンプレートは残念ながら用意されていないようでした。
クーポンをもぎるアニメーションを作る方法
テンプレートが無ければ自分で作ってみよう!ということで作成の手順をご紹介。
まずはクーポンの画像を用意しましょう。
PIXTAなど画像素材のサイトで「クーポン」の素材を探してきます。
今回はこちらの素材を例にして作成してみます。
最初に「もぎる」ようなアニメーションを作るためには、もぎる部分で2つに分割した素材が必要になりそうです。
Illustrarorなどが使用できる方は、画像なりベクター素材を編集したりすればすぐに作成できますが、多くの方は使える環境ではないと思います。
そのためCanvaで素材を作成してみようと思います。
アニメーションバナーなので「600×400」のキャンバスサイズを新規で作成して画像を配置しましょう。
「もぎる側」だけを作るために画像を切り抜きます。
こんな状態になればOKです。 そうしたらこの素材をコピーして同様の手順でもう片側を作ります。
クーポンの文字は変更したいので何か白いオブジェクトを乗せて消しておきましょう。
あとは片側ずつ一旦削除して、背景を透過した素材を書き出せばOKです。
書き出した2種の素材をそれぞれアップロードして、任意のクーポン情報を付け加えて調整します。
少し離してもぎっておくのがポイント。
「浮遊」のアニメーションがもぎる動きとしてはスタンダードかもしれません。
「移動(左右)」のアニメーションも良さげですが、若干スピードがゆっくりです。
この辺りのアニメーションはお好みのものを適用してみてください。
こんな感じで「クーポンをもぎるアニメーション」のバナーを作成することができました。
まとめ
クリエイティブトレンドの表現を真似れば必ず成果が出るものではないですが、商材に合いそうなものは1度検証してみることをオススメします。
特にアニメーションバナーは作成の工数が掛かりそうな印象ですが、LINE Creative Labを活用すれば割と簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
Keisuke Asou
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