動画広告は様々な媒体で配信が可能となっており、必須の広告メニューとなっている一方で、バナーに比べて素材を作成・準備するのはなかなか大変です。
最近ではCanavaのテンプレートなどを使って動画素材を手軽に作成できるようになっていて、私もCnavaでクリエイティブを作成する頻度が増えています。
動画素材を用意する場合、効果的な手法として「ナレーション」を追加する方法が挙げられます。
ナレーションがあることで、音楽だけの状態よりも動画への関心も高められますし、内容も理解しやすくなりことがメリットです。
今回はCanvaでナレーションを追加する方法を簡単にまとめてみました。
「音読さん」を使ってみよう
CanvaにもD-ID AIプレゼンターなどのAIナレーションの機能はありますが、それよりももっと手軽にナレーションを作成できるのが「音読さん」というサービスです。
日本語読み上げ専用のサービスなので自然な読み上げのナレーションが作成できます。
また登録なしでも1,000文字までは無料で作成でき、無料会員登録をすれば5,000文字まで作成できるのも便利です。
ナレーションの音声も17種類から選べるので、動画の雰囲気に合った声質で素材を作成することができるかと思います。
非常にシンプルで分かりやすいUIなので、初めての方も簡単に作成ができるはずです。
試しに上記の文章を音読さんに読んでもらいましたが、数年前に比べてかなり実用的なクオリティになってきていると感じられますね。
注意点/商用利用する場合
音読さんは無料プランの場合でも商用利用が可能ですが、動画内や概要欄にクレジットの表記が必要になります。
詳しくは音読さんの公式記事で紹介されていますので、ご確認ください。
有料プランの場合は不要ですが、音読さんを活用した動画を使用している期間中は有料プランの登録が必要です。
AI系のツールは商用利用ができるのか不明確なものも多く、手を出しにくいことも多々ありますが、音読さんの場合は商用利用が可能と明記されているのはありがたいですね。
Canvaに音読さんのファイルをアップロード
音読さんで作成したmp3をCanvaにアップロードしましょう。
動画素材の下に音声ファイルをドラッグすると配置することができます。
音声のトリミングやエフェクト、フェードイン・フェードアウトも設定可能です。
2つのオーディをトラックに分けられるのでBGMとナレーションの素材をそれぞれ追加すると管理しやすいかと思います。
まとめ
音読さんを使うと手軽にナレーション入りの動画を作成することができるのでオススメです。
動画広告はややハードルが高い印象でしたが、Canvaのテンプレートなどを活用すればノンデザイナーの方でも十分作成可能です。
ナレーション入りの動画も効果的なので、興味がある方はぜひ試してみてくださいね。
Keisuke Asou
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