Google広告を運用していると、
Googleの担当者から「自動適用」の設定を見直しませんか?
と言われたことありませんか?
内容を見てもいまいち、チェックを入れるとどのような変化がもたらされるか
わかりにくいものが多く解説していきたいと思います。
■自動適用の画面の開き方
左サイドバーの「最適化案」をクリック
↓
右上にある「自動適用」(時計のようなマーク)
コンテンツ
広告のパフォーマンスを維持する
①広告とアセット
・広告のローテーションを最適化しましょう
→1つの広告グループに複数の広告が入っている場合に、「最適化配信」になります。最適化配信は配信機会を各広告で均等にするのではなく、Google側の判断でより良いとされる広告のほうが表示されやすくなる設定になります。
・レスポンシブ検索広告を追加しましょう
→自動でレスポンシブ広告を追加してくれます。キーワードの内容やLPの内容を加味して作成してくれるため、全く的外れな広告にはなりにくいと思いますが、意図しない訴求などが作られる可能性もあるので、注意が必要です。
・レスポンシブ検索広告を改善
→既存のレスポンシブ広告内で成果(Googleによる評価)の悪いアセットを削除して自動でアセットを作成してくれる機能です。これも前述と同じで
全く的外れな広告にはなりにくいと思いますが、意図しない訴求などが作られる可能性もあるので、注意が必要です。
②キーワードとターゲティング
・Google 検索パートナーを使ってリーチを拡大しましょう
→Google検索以外の検索パートナーへの配信が自動でオンになります。
・重複するキーワードを削除しましょう
→アカウント内で重複しているキーワードが削除されます。※IMP実績が少ないほうが消えるようです(要確認)
・広告配信に使われていないキーワードを削除しましょう
→一定期間IMPが出ていないキーワードを自動で削除します。
・最適化されたターゲティングを使用する
→Google側が効果が良いと判断したユーザー層に広告配信を行っていきます。
③測定
・コンバージョン トラッキングをアップグレードしましょう
→ラストクリック評価などに設定しているコンバージョン計測が自動でデータ アトリビューションに変更されます。
ビジネスを拡大する
①キーワードとターゲティング
・新しいキーワードを追加しましょう
→Google側で良いとされるキーワード群が自動で追加されます。出したくないKWでの配信が増える可能性があるので注意が必要です。
・部分一致キーワードを追加する
→既存で登録しているキーワードで部分一致で登録していないものが部分一致というマッチタイプで追加されます。
・ディスプレイ ネットワーク対応を使用する
→検索面だけではなく、Googleのディスプレイ広告の配信がされます。今現在、ディスプレイ広告を実施していないのであればオンにしないほうが良いと思います。
②入札単価
・目標インプレッション シェアを使って、広告費用対効果を改善しましょう
→すべてのキャンペーンの入札戦略が目標インプレッションシェアに変わります。
・「クリック数の最大化」を使って、広告費用対効果を上げましょう
→すべてのキャンペーンの入札戦略がクリック数の最大化に変わります。
・「コンバージョン値の最大化」を使って、広告費用対効果を改善しましょう
→すべてのキャンペーンの入札戦略がコンバージョン値の最大化に変わります。
・目標コンバージョン単価を使用した「コンバージョン数の最大化」で効率的に入札しましょう
→すべてのキャンペーンの入札戦略がコンバージョン数の最大化に変わります。
・目標広告費用対効果に基づく「コンバージョン値の最大化」を使って、より効率的に入札しましょう
→すべてのキャンペーンの入札戦略がコンバージョン値の最大化+目標広告費用対効果(ROAS)に変わります。
・目標コンバージョン単価の設定
→すべてのキャンペーンに目標コンバージョン単価が設定されます。
・目標広告費用対効果の設定
→すべてのキャンペーンに目標広告費用対効果(ROAS)が設定されます。
・目標コンバージョン単価の調整
→すべてのキャンペーンに目標コンバージョン単価が現設定で最適だとされる値に設定されます。
・広告費用対効果の目標値を調整する
→すべてのキャンペーンに目標広告費用対効果(ROAS)が現設定で最適だとされる値に設定されます。
・アカウントのデフォルトの目標として「来店」を追加
→「来店」コンバージョンをアカウントの目標値に変更します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
便利な機能ではある反面、よく考えないでチェックをいれてしまうと、
意図しない調整がなされる可能性もあるので、各項目の意味を理解して
使うようにしてみると良いと思います。
今回は以上です。
閲覧ありがとうございました。
Hirofumi Nishi
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