動画広告を実施する場合、まず最初に広告配信先として候補に挙がってくるのはYouTube内への動画広告配信でしょう。YouTubeというプラットフォームを知っている人は多いですし、利用者数も圧倒的に多いので、当然ですよね。そんな時に悩むのが、どの広告メニュー(広告フォーマット)を利用するのが良いかということ。一言でYouTube動画広告と言っても、広告メニューは複数あり、その特徴を把握していないとどの広告を利用するのが良いのか悩むところです。
まずは動画広告実施の目的を決める
広告メニューが変われば、当然期待できる広告効果も変わります。その為、事前に「どんな目的で動画広告を実施したいのか?」を明確に決めておく必要があります。もちろん、現場担当者の方だけのご意見でなく、関係者全員の認識を合わせたうえで動画広告実施の目的を決めておきましょう。関係者間で目的が異なると、最終的な「動画広告の評価」に対して良し悪しの判断ができなくなり、何のために動画広告を実施したのか分からなくなってしまいます。
そして、目的に応じて動画広告の広告メニューを使い分ける
目的が決まれば、動画広告の広告メニューを決めます。その際の大雑把な決め方は以下の通り。これから始めて動画広告を実施するという場合は、以下のように目的別で広告メニューを使い分けるのがオススメです。
・パフォーマンス目的(コンバージョンを獲得したい等):Trueview for Action
・ブランディング目的(ユーザーリーチを最大化したい等):バンパー広告
各広告メニューの詳細は割愛しますが、「Trueview for Actionはサイト誘導を促進する導線が整備された動画広告メニュー」であり、一方の「バンパー広告は6秒間の強制視聴動画(スキップ不可)であることが特徴のCPMが安い動画広告メニュー」である為、各目的にフィットしやすい動画広告メニューとなっています。
以上、今回はザックリと動画広告メニューを選ぶポイントを手短にまとめましたが、実際に動画広告施策を実施する場合は上記をご参考にして頂きながら、更に各広告メニューの機能等の情報を調べて、最終的な動画施策実施に至って下さい。今回は、あくまで「動画広告メニューの選び方のヒント」としてサラッと記事を書きました。それでは!
Akira Kodaka
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