結論から申し上げます。

競合企業へ連絡して「お互い指名検索キーワードでの広告出稿はやめませんか?」と連絡をしてみましょう。

意外とOKもらえるものです。私の感覚ですと50%以上の確率で同意頂けます。

何故指名キーワードで競合を排除するのか?

簡単に言うと談合です。競合も含めてお互いに利するなら談合して入札金額を競り合うのを辞めましょうという話になります。これが一般検索キーワードだと難しいですが、自社キーワードの場合は競合からすると効率の悪い広告出稿になっているケースが多いので、効率の悪い広告出稿を止めてかつ自社の指名キーワードのクリック単価を下げられるという一石二鳥ならかなり良い条件になるのです。

もちろん、自社が競合のキーワードで非常に効率よく成果が出ていたり、指名キャンペーンのパファオーマンスは非常によいのであれば実施する必要はありません。

連絡方法

競合のサイトの問合せフォームから連絡します。

連絡テンプレート

お問合せフォームからのご連絡大変失礼致します。
貴社の配信中の検索広告についてご依頼がありご連絡を差し上げました。

株式会社援軍の山本と申します。貴社と同業となる「●●」様の広告運用を代行しております。
今回下記のように、同業社間によるお互いの会社名での広告出稿による
「広告費の無駄」を両社で削減できないかという意図でご連絡差し上げました。

=======
<ご依頼事項>
・貴社からの「●●」のキーワードでの広告出稿停止

<同意頂ける場合の弊社の実施事項>
・●●様から「✗✗」のキーワードでの広告出稿停止
=======

お互いのメリットになることかと存じますので、ご検討頂けますと幸いです。
ご同意頂ける場合はその旨ご連絡いただけますとこちらで1営業日以内に
「✗✗」のキーワードが含まれる検索キーワードで一切広告がでないように
●●様の広告にて配信設定を変更させて頂きます。

実施すべきかご判断が難しい場合は、広告代理店様か社内のご担当者様に
本件ご連絡いただけると中長期的な費用対効果を踏まえてご判断可能かと存じます。

実施の場合の詳細内容も下記掲載致します。

<詳細>
===================================
▼キーワードの除外条件
広告媒体:Google検索、Yahoo! 検索
対象キャンペーンなど:全て
除外キーワード:「●●」の「部分一致」での除外設定。
※弊社は「✗✗」のキーワードにて同じ設定を行います
===================================

ご検討どうぞ宜しくお願いします。

広告アカウント以外の取り組みでもパフォーマンスは改善可能です!是非ご検討下さい!

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ポール

株式会社 援軍取締役。広告からSEOなどあらゆるデジタルマーケティングに精通するデータアナリスト。徹底的に現場に根付いた、スピーディーでシンプルなデータ分析環境の構築と施策推進を得意とする。 <経歴> 株式会社マイネットでモバイルCRMサービス(後にYahoo! JAPANに売却)のマーケティング部長、モバイルアプリ事業を立ち上げ。Googleで広告代理店営業マネージャーとして国内50社以上の広告代理店のコンサルティング。通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーとして大手企業向けのマーケティング支援に関わる。 twitter : https://twitter.com/paulmakoto