Yahoo!広告とLINE広告の統合が進みつつありますが、YDAからLINEアプリなどへの配信が拡大・追加されるようです。

今回は公式の情報をもとにアップデートの概要とポイントをまとめます。

トークリスト面への配信拡大

Yahoo!広告リリースノートの発表を参考に内容を確認してきます。

詳細はこちらをご覧ください。

YDA自体はLINEのNEWS面などにもこれまで配信はされていましたが、ついにLINEアプリのトークリスト画面最上部の広告枠に、YDAの配信が可能になるとのことでした。

[参考]Yahoo!広告リリースノート

4月から配信は始まっていたようで、5月の中旬にアップデートが完了予定とのことでした。

アップデートのポイント

今回のアップデートのポイントは下記のとおりです。

レスポンシブディスプレイ広告のみが対象

配信されるのはアスペクト比:1:1/1.91:1 のレスポンシブディスプレイ広告が対象となっています。

右上の角に「i」のマークが入っているものはYDAの広告ということになるようです。

トークリストの性質上、四隅の角が丸くなるので重要な要素が切れたりしないか念のため確認しましょう。

プレースメントの指定・除外ができる

LINEの配信面のみに指定することも可能です。

プレースメントに下記のURLを設定しましょう。

・iOSアプリ面を指定する場合:itunes.apple.com/443904275

・Androidアプリ面を指定する場合:play.google.com/jp.naver.line.android

※掲載面や広告枠の指定はできません

LINE面に不必要に拡大したくない場合はもちろん除外をすることも可能です。

配信面のレポートをみながら適宜調整しましょう。

YDAからLINE面に配信するメリットとは?

yahoo_line-demographic

【参考】Yahoo!広告リリースノート

Yahoo!広告とLINE広告ではリーチできるユーザー層が異なるため、配信結果に違いが出る可能性があるとのことです。

Yahoo!の方は40~50代以上のユーザーの割合が46%と高く、LINEに比べて男性比率がやや高い傾向があるようです。

LINE広告の成果が良いので配信を拡大したい、という場合や、今までとは異なる層にアプローチしたいという場合は選択肢としてありかもしれませんね。

 

まとめ

最近LINE広告も使いやすくアップデートされており、進化が加速している印象です。

Yahoo!とLINEがそれぞれ持っているデータが統合され、有効活用できるようになれば、より魅力的な媒体になっていきそうですね。
今後の更なるアップデートに期待です。

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Keisuke Asou

前職は福島県の広告代理店に8年間勤務。デザイナーとしてキャリアをスタート後、新規事業となる求人事業や、デジタル広告運用事業を立ち上げ、統括。中小企業や地方自治体のクリエイティブ・マーケティング支援を得意とする。マーケターとして更なる経験を積むため、2022年8月から援軍に入社。日々修行中。