デジタルマーケティング支援に関する業務は多岐に渡ります。広告運用、SEO対策、MEO対策、LPO、データ計測基盤構築等、大雑把に業務ジャンルを分けても様々ですし、各ジャンルの中の業務を言い出せばキリがありません。そんな中でデジタルマーケターに求められるのが業務効率を上げることです。無数の業務を同時並行で処理しなければいけない為、業務効率を上げられない人はデジタルマーケターとしてよい成果をあげられません。
準備の手間を減らすこと
業務効率を上げる際に、業務そのものをツールで代替したり、外注化したりする方法もあります。もちろん、それはそれで実施すべきですが、費用が発生する為に社内稟議を通さないとすぐには実施不可能です。そんな時、今すぐ実施できることの1つが「準備の手間を減らすこと」になります。
例:頻繁に使うものを手前に置く
例えば、パソコンであれば、ブラウザのブックマークは綺麗にフォルダ分けして整理するのではなく、「毎日使うブックマークはフォルダ分けせずに、ブックマーク内の手前から並べて置く」ということです。また、スマートフォンであれば、「毎日使うアプリを手前の画面に置く」ということになります。「利用頻度の高い順に手前に置くこと」がポイントです。なお、「定期的にブックマークやアプリは削除するようにし、どんなに長くても1年間使っていないブックマークやアプリは問答無用で削除」しましょう。「後で使うかも」という考えは捨てて下さい。後で使うかもということでブックマークやアプリをたくさん残しておくことで、本当に使うブックマークやアプリを探す時間がかかってしまいます。後で使うというタイミングが来た時に、そのようなブックマークやアプリは再度改めて探せばよいでしょう。
準備の手間を減らすと何がいいのか?
メリットは2点あります。1点目は「単純に作業が早くなる」ということ。先の例に関連したことを言いますと、ブックマークを探して手間取っている人っていますよね。ブックマークを探すだけで時間も労力も減らしています。そういう人は、仕事も遅いという印象です。そして、2点目は「作業の初動が早くなる(=仕事が早く終わる)」ということです。作業を始めるまでに準備で時間がかかるような場合、やり始めるまでに精神的なブレーキがかかりますよね。つまり、やり始めるまでが遅くなりますよね。やり始めるのが面倒臭い、と言った感じです。こういう無駄な精神的ブレーキを失くすことで、作業の初動が早くなり、サクサクと仕事が終わります。
今回は以上です。新卒社員向けの非常にシンプルな内容ではありますが、こういう基本中の基本を徹底することが作業効率を高める為の第一歩になりますので、是非とも徹底していきましょう!
Akira Kodaka
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