広告運用者の多くはCPA目標やROAS目標などの数値を追っており、日々その数値の変動に合わせて広告配信調整を行っています。それはとても大変な業務であり、成果が悪ければ全て広告運用者の責任となります。その為、失敗を恐れる為に、攻めの広告配信をしなくなる広告運用者もいます。

ダメな広告運用者の特徴:現在配信中の広告の配信を抑制する調整しかしない

現在配信中の広告に関して、CPA目標やROAS目標の数値を達成する為に入札単価を抑えたり日予算を抑えたりするだけの調整しかしないのは絶対にNGです。CPAやROASの数値は良くなるでしょうが、広告配信量が減ることでコンバージョン数が減少して事業拡大しようがなくなります。事業拡大しようがない時間を過ごしたい経営者なんていないでしょう。どうしても広告配信量を抑制するしか手がないとしても、その後にどういう状況になったらどのような広告配信量拡大施策を実施するのかを提示できない広告運用者は三流です。

広告運用者は常に広告配信の拡大施策を考えるべき

成果が悪い時に広告配信施策を考えるのは大変です。成果が悪い部分の止血をしなければいけない為、まずはその方法を考えなくてはいけませんから、同時に拡大施策を考えるとなると単純に考えることが増えるからです。しかも、成果が悪い状況では「良い部分が少ない」わけですから、その少ない部分を見出して拡大施策に繋げるのも苦労することでしょう。だからこそ、常に拡大施策を考え、すぐには実施できない拡大施策案をストックしておくのが大事です。他業界の事例を見たり、日常生活の中で広告配信拡大に繋がるようなアイディアに気付けるよう、常にアンテナを立てておきましょう。この「アンテナを立てる」という意識を持っているかどうかが意外と重要です。

ただし、すぐ実施可能な拡大施策案はストックしないこと

繰り返しになりますが、拡大施策案を考えついたら、すぐ実施できないものだけをストックしましょう。すぐ実施できるものはすぐ実施する、ということです。「成果が悪くなった時に周囲へ伝えよう」などとセコイ考え方をするのはやめましょう。すぐ実施して事業拡大できる可能性があるのに、自分の保身の為にそれをストックされていたら関係者にとって迷惑です。それに、後に成果が悪くなる時期が来るとしても、すぐ実施できる拡大施策で上手くいっていれば、その際の調整も楽になりますよね。

今回は以上です。広告配信は事業拡大の手段の1つとして行われます。それなのに広告配信量をどんどん抑制するのは本末転倒と言えます。「事業拡大する為に営業マンをリストラします!」と言われたら、明らかに矛盾を感じますよね。広告配信の抑制も同じことです。広告配信量の減少は営業マンのリストラみたいなものと同じイメージであり、広告配信量が減ればコンバージョン獲得数も減りますから事業拡大しにくくなります。攻めの広告配信を常に考えている広告運用者になりましょうね!