YouTubeに動画をアップロードしてチャンネル登録者を増やすというのが「ビジネス戦略の1つになっている」ということは言うまでもないでしょう。世界中でYouTubeの動画は視聴されており、日本でもYouTubeを知らない人はいないと言っても過言ではないくらい多くのユーザーがYouTubeの動画を視聴しています。YouTubeはとてつもなく多くのユーザーがいる場所なのですから、当然ビジネス目的でチャンネルを開設する企業も多いというわけです。今回はそんなYouTubeに関する内容をお話しします。
質問:生成AIで作った大量の動画をアップロードすれば、チャンネル登録者数は増えますか?
YouTubeでチャンネル登録者数を増やそうと思った場合、簡単に思いつく施策の1つに「動画をたくさんアップロードすること」があるかと存じます。確かにそれは間違ってなさそうではあるのですが、どんな動画でもよいからとにかくたくさんの動画をYouTubeにアップロードするだけでチャンネル登録者数は増えるのか疑問ですよね。もしそれでよいなら、生成AIを使って短時間のうちに大量の動画を制作してYouTubeにアップロードするだけでチャンネル登録者数がひたすら増えていくことになります。チャンネル登録者数を増やすのは本当にそんな簡単なことなのか気になるところでしょう。
回答:独自コンテンツを作れているならチャンネル登録者は増えるはず
生成AIで作った大量の動画をYouTubeにアップロードした場合、チャンネル登録者数が増える可能性もありますし、増えない可能性もあります。必ずしもチャンネル登録者数が増えるわけではないと認識しておくべきでしょう。と言いますのも、ユーザーに興味関心を持ってもらえない動画を大量に制作してYouTubeにアップロードしても、誰もチャンネル登録したいとは思わないですよね。大量の動画を制作してYouTubeにアップロードすればチャンネル登録者数が増える可能性はあるものの、一定の質が担保された動画でなければチャンネル登録者数の増加を期待できないということは容易に想像できることかと存じます。そして、ユーザーが興味関心を持つ動画というのは、「他の動画とは違うコンテンツ=独自コンテンツ」と考えておけばよいでしょう。どこにでもあるようなコンテンツの動画をいくら作ったとしても、チャンネル登録しようとはユーザーに思ってもらえないはずです。
補足:独自コンテンツと言えないような動画をアップロードするのはリスクにもなりそう
生成AIを使うことで、動画制作の時間が大幅に短縮されました。しかしながら、コンテンツが乏しい動画を大量に制作したところで、それは価値のないものを量産している意味のない行為にすぎません。そのような価値のない動画をYouTubeへ大量にアップロードすることを延々を繰り返していたら、YouTubeアカウントを使わせてもらえなくなることもあるのではないかと存じます。SEO対策として「ツールで大量生成した記事をサイトにどんどん追加していく」ことが検索エンジンからの評価を下げるように、価値のない動画をどんどんYouTubeにアップロードしていっても良いことはないと考えるのが自然でしょう。
今回は以上です。生成AIを使えば、動画は簡単に制作することができるでしょう。だからと言って、独自コンテンツを含まないような価値のない動画を大量に作ってYouTubeにアップロードしたところで、そのような価値のない動画がYouTubeやそのユーザーに評価されるとは思えませんよね。仮に現状は一定の評価を得ているようなことがあっても、長期的に見ればそのような動画は評価されなくなるはずです。長期的な事業成長を狙うのであれば、しっかりと独自コンテンツを含む唯一無二の動画を制作するようにしましょう!
Akira Kodaka
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