広告運用者は日々の業務は広告管理画面で行うことが多いかと思います。 細かな分析を行おうとすると、思った以上に分析に時間が掛かってしまうことがあるかと思います。今回はカスタム機能を使用して分析時間を短縮する方法をご紹介したいと思います。

広告管理画面上で同時に行える分割は一つのみ

分割機能は便利ですが、分割は一つしか行うことが出来ず、コンバージョン別の週の成果などは一目で確認することが出来ません。

さらに細かな状況を確認するにはカスタム列などの機能を使用することで実現できます。

【Google広告】カスタム列がアップデートされました

カスタム機能の作成事例

カスタム列の作成例をご紹介。

個別のコンバージョンを週別に比較・分析

作成するカスタム例

CV

すべてのコンバージョン:通話件数

CVR

すべてのコンバージョン:通話件数 / クリック数

CPA

すべてのコンバージョン:通話件数

コンバージョンが複数ある場合に便利です。個別のコンバージョンをカスタム列に作成することで、個別のコンバージョンの動向を容易に比較・分析することが出来るようになります。

ネットワーク(検索パートナー)別の成果を 比較・分析

作成するカスタム列

クリック数(検索パートナー)

クリック数:検索パートナー

検索パートナー比率

クリック数:検索パートナー /  クリック数

最近、話題として出ることが多い、検索パートナーのクリックの異常増加(アドフラウド問題)対策のため、日々チェックできるようカスタム列を作成。

繰り返し確認する内容はカスタム列に登録しておこう

広告運用では、日々のパフォーマンスを上げるために効率的に分析・把握することが重要となります。手作業で何度も確認するのは非効率的ですし、日々の業務の中で見落としてしまう恐れもあります。カスタム列を事前に登録しておくことで、一目で分析・確認することが出来るようになります。広告運用では改善するためのアイデアを出すことがとても重要になります。カスタム列を活用して、アイデア出しに集中できる環境を作っていきたいですね。

 

今回は以上となります。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。